SharePoint Excel Services のデータをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
PowerShell のシンプルなスクリプトで、SharePoint Excel Services のデータ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

CData Cmdlets for ExcelServices を使えば、PowerShell からSharePoint Excel Services のデータ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for ExcelServices およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でSharePoint Excel Services への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

ワークブックへの接続

どちらのSharePoint エディションをお使いでも、File を Excel ワークブックに設定してください。このパスは以下のプロパティからの相対パスになります。

  • Library:デフォルトではShared Documents ライブラリが使用されます。このプロパティを使って、組織内の別のドキュメントライブラリを指定してみてください。例えば、OneDrive for Business に接続する場合は、このプロパティを"Documents" に設定します。
  • Folder:このプロパティを使って、ライブラリ内のサブフォルダへのパスを指定できます。パスはLibrary で指定されたライブラリ名に関連します。

テーブルとしてのスプレッドシートデータへの接続

CData 製品では、基底API で利用可能なオブジェクトに基づいて、使用可能なテーブルを検出していきます。

API では異なるAPI オブジェクトを表示します。スプレッドシートの構成とSharePoint のバージョンに基づいてAPI を選択しましょう。

  • OData: OData API を使用すると、Excel で[挿入]->[テーブル]をクリックして作成されたExcel テーブルオブジェクト(範囲やスプレッドシートではありません)から定義されたテーブルにアクセスできます。OData API に接続する際、ワークブックにテーブルオブジェクトが定義されていない場合は、CData 製品がテーブルを返さないことがあります。テーブルとしてスプレッドシートまたは範囲に接続するには、UseRESTAPI をtrue に設定してください。
  • REST: REST API を使用すると、Excel テーブルオブジェクト、範囲、およびスプレッドシートから定義されたテーブルへアクセスできます。これがデフォルトの API です。範囲およびスプレッドシートから多数の行をリクエストすることは REST API によって制限されており、CData 製品では返される行数をデフォルトで 100 に制限しています。また CData 製品では、デフォルトで1行目からカラム名を検出します。これを無効にするには、Header を設定してください。

DefineTables を追加設定すると、Excel の範囲の構文を使用して、範囲に基づいてテーブルを定義できます。大きすぎる範囲は、API によって制限されます。

SharePoint オンプレミスへの接続

URL をサーバー名もしくはIP アドレスに設定しましょう。さらに、SharePointVersion と認証値を設定します。

SharePoint OnPremises を認証するには、AuthScheme を認証タイプに設定し、必要に応じてUserPassword を設定してください。

Note:SharePoint On-Premises 2010 に接続する場合は、 UseRESTAPI をtrue に設定する必要があります。

    Windows(NTLM)

    最も一般的な認証タイプです。CData 製品では NTLM をデフォルトとして使用するよう事前設定されています。Windows のUserPassword を設定して接続してください。

    その他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご覧ください。

    SharePoint Excel Services のデータの取得

    1. モジュールのインストール:

      Install-Module ExcelServicesCmdlets
    2. SharePoint Excel Services への接続:

        $excelservices = Connect-ExcelServices  -URL $URL -User $User -Password $Password -File $File
        
    3. 取得ターゲットのリソースの取得:

        $data = Select-ExcelServices -Connection $excelservices -Table "Account"
        

      Invoke-ExcelServices cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

        $data = Invoke-ExcelServices -Connection $excelservices -Query 'SELECT * FROM Account WHERE Industry = @Industry' -Params @{'@Industry'='Floppy Disks'}
        
    4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

        $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
        

    SharePoint Excel Services のデータをMySQL データベースにレプリケーション

    カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

    1. モジュールのインストール:

      Install-Module MySQLCmdlets
    2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

        $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
        
    3. SharePoint Excel Services、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、SharePoint Excel Services のリソース(Account)と同じテーブル名を持っている必要があります。

        $data | % {
          $row = $_
          $values = @()
          $columns | % {
            $col = $_
            $values += $row.$($col)
          }
          Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Account" -Columns $columns -Values $values
        }
        

    次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

    • 一度PowerShell でSharePoint Excel Services とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

        Select-ExcelServices -Connection $excelservices -Table "Account" | % {
          $row = $_
          $values = @()
          $columns | % {
            $col = $_
            $values += $row.$($col)
          }
          Add-MySQL -Connection $mysql -Table "Account" -Columns $columns -Values $values
        }
        
    • 別のPowerShell モジュールで、SharePoint Excel Services を別のデータベースに複製する場合、Select-ExcelServices cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

        $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
        

    おわりに

    これで、SharePoint Excel Services のデータをMySQL に複製できました。分析、BI などでSharePoint Excel Services のデータをMySQL から使うことができるようになります。

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