SharePoint Excel Services のデータ のPostgreSQL インターフェースを作成

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
SharePoint Excel Services JDBC Driver のリモート機能を使用し、データアクセス用のPostgreSQL エントリポイントを作成します。

PostgreSQL には多くの対応クライアントがあります。標準のドライバーからBI、アナリティクスツールまで、PostgreSQL はデータ接続の人気のインターフェースです。JDBC ドライバーを使用することで、簡単に任意の標準クライアントから接続できるPostgreSQL エントリポイントを作成できます。

SharePoint Excel Services にPostgreSQL データベースとしてアクセスするには、CData JDBC Driver for ExcelServices とJDBC foreign data wrapper (FDW) を使用します。この記事ではFDW をコンパイルしてインストールし、PostgreSQL サーバーからSharePoint Excel Services にクエリを実行します。

JDBC データソースとしてSharePoint Excel Services のデータに接続する

JDBC データソースとしてSharePoint Excel Services に接続するには、以下が必要です。

  • Driver のJAR パス:JAR ファイルは、インストールディレクトリのlib サブフォルダにあります。
  • Driver クラス

    cdata.jdbc.excelservices.ExcelServicesDriver
    
  • JDBC URL: URL は、"jdbc:excelservices:" で始まり、セミコロンで区切られた名前と値の組み合わせで任意の接続プロパティを含めることができます。

    ワークブックへの接続

    どちらのSharePoint エディションをお使いでも、File を Excel ワークブックに設定してください。このパスは以下のプロパティからの相対パスになります。

    • Library:デフォルトではShared Documents ライブラリが使用されます。このプロパティを使って、組織内の別のドキュメントライブラリを指定してみてください。例えば、OneDrive for Business に接続する場合は、このプロパティを"Documents" に設定します。
    • Folder:このプロパティを使って、ライブラリ内のサブフォルダへのパスを指定できます。パスはLibrary で指定されたライブラリ名に関連します。

    テーブルとしてのスプレッドシートデータへの接続

    CData 製品では、基底API で利用可能なオブジェクトに基づいて、使用可能なテーブルを検出していきます。

    API では異なるAPI オブジェクトを表示します。スプレッドシートの構成とSharePoint のバージョンに基づいてAPI を選択しましょう。

    • OData: OData API を使用すると、Excel で[挿入]->[テーブル]をクリックして作成されたExcel テーブルオブジェクト(範囲やスプレッドシートではありません)から定義されたテーブルにアクセスできます。OData API に接続する際、ワークブックにテーブルオブジェクトが定義されていない場合は、CData 製品がテーブルを返さないことがあります。テーブルとしてスプレッドシートまたは範囲に接続するには、UseRESTAPI をtrue に設定してください。
    • REST: REST API を使用すると、Excel テーブルオブジェクト、範囲、およびスプレッドシートから定義されたテーブルへアクセスできます。これがデフォルトの API です。範囲およびスプレッドシートから多数の行をリクエストすることは REST API によって制限されており、CData 製品では返される行数をデフォルトで 100 に制限しています。また CData 製品では、デフォルトで1行目からカラム名を検出します。これを無効にするには、Header を設定してください。

    DefineTables を追加設定すると、Excel の範囲の構文を使用して、範囲に基づいてテーブルを定義できます。大きすぎる範囲は、API によって制限されます。

    SharePoint オンプレミスへの接続

    URL をサーバー名もしくはIP アドレスに設定しましょう。さらに、SharePointVersion と認証値を設定します。

    SharePoint OnPremises を認証するには、AuthScheme を認証タイプに設定し、必要に応じてUserPassword を設定してください。

    Note:SharePoint On-Premises 2010 に接続する場合は、 UseRESTAPI をtrue に設定する必要があります。

      Windows(NTLM)

      最も一般的な認証タイプです。CData 製品では NTLM をデフォルトとして使用するよう事前設定されています。Windows のUserPassword を設定して接続してください。

      その他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご覧ください。

      ビルトイン接続文字列デザイナ

      JDBC URL の構成については、SharePoint Excel Services JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナを使用できます。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.excelservices.jar
      

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      Using the built-in connection string designer to generate a JDBC URL (Salesforce is shown.)

      以下は一般的なJDBC URL です。

      jdbc:excelservices:URL=https://myorg.sharepoint.com;User=admin@myorg.onmicrosoft.com;Password=password;File=Book1.xlsx;
      

JDBC FDW を構築する

FDW は、PostgreSQL を再コンパイルせずに、PostgreSQL の拡張機能としてインストールできます。例としてjdbc2_fdw 拡張子を使用します。

  1. ご使用のバージョンのJRE 共有オブジェクトから、/usr/lib/libjvm.so にシンボリックリンクを追加します。コマンド例:
    ln -s /usr/lib/jvm/java-6-openjdk/jre/lib/amd64/server/libjvm.so /usr/lib/libjvm.so
    
  2. ビルドするには、以下のコマンドを実行してください。
    make install USE_PGXS=1
    

SharePoint Excel Services のデータをPostgreSQL データベースとしてクエリする

拡張機能をインストールした後、以下のステップに従ってSharePoint Excel Services へのクエリの実行を開始します。

  1. データベースにログイン
  2. データベースの拡張機能をロード
    CREATE EXTENSION jdbc2_fdw;
    
  3. SharePoint Excel Services のオブジェクトを作成
    CREATE SERVER ExcelServices
    FOREIGN DATA WRAPPER jdbc2_fdw OPTIONS (
    drivername 'cdata.jdbc.excelservices.ExcelServicesDriver',
    url 'jdbc:excelservices:URL=https://myorg.sharepoint.com;User=admin@myorg.onmicrosoft.com;Password=password;File=Book1.xlsx;',
    querytimeout '15',
    jarfile '/home/MyUser/CData/CData\ JDBC\ Driver\ for\ Salesforce MyDriverEdition/lib/cdata.jdbc.excelservices.jar');
    
  4. PostgreSQL デーモンに認識されているユーザーのユーザー名とパスワードのユーザーマッピングを作成
    CREATE USER MAPPING for postgres SERVER ExcelServices OPTIONS (
    username 'admin',
    password 'test');
    
  5. ローカルデータベースに外部テーブルを作成
    postgres=# CREATE FOREIGN TABLE account (
    account_id text,
    account_Name text,
    account_AnnualRevenue numeric)
    SERVER ExcelServices OPTIONS (
    table_name 'account');
    
SharePoint Excel Services に対してSELECTコマンドを実行可能にする
postgres=# SELECT * FROM account;

おわりに

このようにCData JDBC Driver for ExcelServices を使って簡単にSharePoint Excel Services のデータを取得して検索対象にすることができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。

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