JRuby からSharePoint Excel Services にデータ連携
JRuby はRuby プログラミング言語の高性能で安定した、完全にスレッド化されたJava 実装です。CData JDBC Driver for ExcelServices を使用すると、JRuby からリアルタイムSharePoint Excel Services へのデータ連携を簡単に実装できます。ここでは、SharePoint Excel Services に接続し、クエリを実行して結果を表示する簡単なJRuby アプリを作成する方法を説明します。
SharePoint Excel Services のデータにJDBC で接続
アプリを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所をメモします。 (通常はC:\Program Files\CDatat\CData JDBC Driver for ExcelServices\libにあります。)
JRuby は、JDBC をネイティブにサポートしているため、簡単にSharePoint Excel Services に接続してSQL クエリを実行できます。java.sql.DriverManager クラスのgetConnection 関数を使用してJDBC 接続を初期化します。
ワークブックへの接続
どちらのSharePoint エディションをお使いでも、File を Excel ワークブックに設定してください。このパスは以下のプロパティからの相対パスになります。
- Library:デフォルトではShared Documents ライブラリが使用されます。このプロパティを使って、組織内の別のドキュメントライブラリを指定してみてください。例えば、OneDrive for Business に接続する場合は、このプロパティを"Documents" に設定します。
- Folder:このプロパティを使って、ライブラリ内のサブフォルダへのパスを指定できます。パスはLibrary で指定されたライブラリ名に関連します。
テーブルとしてのスプレッドシートデータへの接続
CData 製品では、基底API で利用可能なオブジェクトに基づいて、使用可能なテーブルを検出していきます。
API では異なるAPI オブジェクトを表示します。スプレッドシートの構成とSharePoint のバージョンに基づいてAPI を選択しましょう。
- OData: OData API を使用すると、Excel で[挿入]->[テーブル]をクリックして作成されたExcel テーブルオブジェクト(範囲やスプレッドシートではありません)から定義されたテーブルにアクセスできます。OData API に接続する際、ワークブックにテーブルオブジェクトが定義されていない場合は、CData 製品がテーブルを返さないことがあります。テーブルとしてスプレッドシートまたは範囲に接続するには、UseRESTAPI をtrue に設定してください。
- REST: REST API を使用すると、Excel テーブルオブジェクト、範囲、およびスプレッドシートから定義されたテーブルへアクセスできます。これがデフォルトの API です。範囲およびスプレッドシートから多数の行をリクエストすることは REST API によって制限されており、CData 製品では返される行数をデフォルトで 100 に制限しています。また CData 製品では、デフォルトで1行目からカラム名を検出します。これを無効にするには、Header を設定してください。
DefineTables を追加設定すると、Excel の範囲の構文を使用して、範囲に基づいてテーブルを定義できます。大きすぎる範囲は、API によって制限されます。
SharePoint オンプレミスへの接続
URL をサーバー名もしくはIP アドレスに設定しましょう。さらに、SharePointVersion と認証値を設定します。
SharePoint OnPremises を認証するには、AuthScheme を認証タイプに設定し、必要に応じてUser と Password を設定してください。
Note:SharePoint On-Premises 2010 に接続する場合は、 UseRESTAPI をtrue に設定する必要があります。
Windows(NTLM)
最も一般的な認証タイプです。CData 製品では NTLM をデフォルトとして使用するよう事前設定されています。Windows のUser と Password を設定して接続してください。
その他の認証方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご覧ください。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、SharePoint Excel Services JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.excelservices.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下はSharePoint Excel Services の一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:excelservices:URL=https://myorg.sharepoint.com;User=admin@myorg.onmicrosoft.com;Password=password;File=Book1.xlsx;
SharePoint Excel Services のデータへの接続性を持つJRuby アプリを作成
新しいRuby ファイル(例: ExcelServicesSelect.rb) を作成してテキストエディタで開き、次のコードをファイルにコピーします。
require 'java'
require 'rubygems'
require 'C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for ExcelServices 2018/lib/cdata.jdbc.excelservices.jar'
url = "jdbc:excelservices:URL=https://myorg.sharepoint.com;User=admin@myorg.onmicrosoft.com;Password=password;File=Book1.xlsx;"
conn = java.sql.DriverManager.getConnection(url)
stmt = conn.createStatement
rs = stmt.executeQuery("SELECT Name, AnnualRevenue FROM Account")
while (rs.next) do
puts rs.getString(1) + ' ' + rs.getString(2)
end
ファイルが完成したら、コマンドラインからファイルを実行するだけでJRuby でSharePoint Excel Services を表示できるようになります。
jruby -S ExcelServicesSelect.rb
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