PowerShell からExcel のデータに接続してデータの取得・更新・挿入・削除・CSV エクスポートを実行する方法

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
CData PowerShell Cmdlets を使って、Excel のデータに接続、データの取得・更新・挿入・削除・CSV エクスポートを実行する方法を紹介します。

CData Cmdlets for Excel を使えば、PowerShell からExcel に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。

本記事では、Excel への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。

Excel への接続を設定

それでは、まずはExcel への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData Excel Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。

インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。

    Import-Module ExcelCmdlets;

Connect-Excel コマンドを使ってExcel との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。

    $conn = Connect-Excel  -Excel File "$Excel File"

Authentication セクションのExcelFile には有効なExcel ファイルを設定する必要があります。

Amazon S3 内のExcel への接続

URI をバケット内のExcel ファイルに設定します。さらに、次のプロパティを設定して認証します。

  • AWSAccessKey:AWS アクセスキー(username)に設定。
  • AWSSecretKey:AWS シークレットキーに設定。

Box 内のExcel への接続

URI をExcel ファイルへのパスに設定します。Box へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Box への接続 を参照してください。

Dropbox 内のExcel への接続

URI をExcel ファイルへのパスに設定します。Dropbox へ認証するには、OAuth 認証標準を使います。 認証方法については、Dropbox への接続 を参照してください。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。ユーザーアカウントフローでは、以下の接続文字列で示すように、ユーザー資格情報の接続プロパティを設定する必要はありません。

SharePoint Online SOAP 内のExcel への接続

URI をExcel ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。認証するには、User、Password、およびStorageBaseURL を設定します。

SharePoint Online REST 内のExcel への接続

URI をExcel ファイルを含むドキュメントライブラリに設定します。StorageBaseURL は任意です。指定しない場合、ドライバーはルートドライブで動作します。 認証するには、OAuth 認証標準を使用します。

FTP 内のExcel への接続

URI をExcel ファイルへのパスが付いたサーバーのアドレスに設定します。認証するには、User およびPassword を設定します。

Google Drive 内のExcel への接続

デスクトップアプリケーションからのGoogle への認証には、InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定して、接続してください。詳細はドキュメントの「Google Drive への接続」を参照してください。

これで接続設定は完了です。

Excel のデータを取得してCSV にパイプライン

接続が完了したので、Sheet テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。

Select-Excel -Connection $conn -Table Sheet | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\mySheetData.csv -NoTypeInformation

このコードでは、Select-Excel から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。

それでは、続いてデータの削除や挿入・更新を実行してみます。

データの削除

以下のように、フィルタリングで合致するレコードを削除することができます。

Select-Excel -Connection $conn -Table Sheet -Where "Name = Bob" | Remove-Excel

データの挿入と更新

データの挿入や更新を使って、加工やクレンジングも行えます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを読み込んで挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータを更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。

Import-Csv -Path C:\MySheetUpdates.csv | %{
  $record = Select-Excel -Connection $Excel -Table Sheet -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
  if($record){
    Update-Excel -Connection $excel -Table Sheet -Columns ("Name","Revenue") -Values ($_.Name, $_.Revenue) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'")
  }else{
    Add-Excel -Connection $excel -Table Sheet -Columns ("Name","Revenue") -Values ($_.Name, $_.Revenue)
  }
}

おわりに

このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのExcel のデータへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。

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PowerShell Cmdlets は、Microsoft Excel へのリアルタイム連携機能を提供します。Cmdlets を使って、データに直接連携し、読み書き更新をDB と同感覚で行うことができます。