Embulk を使用して EnterpriseDB ののデータをデータベースにロードする方法
Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for EnterpriseDB と組み合わせることで、EnterpriseDB から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for EnterpriseDB をEmbulk で使用してEnterpriseDB のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのEnterpriseDB のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。EnterpriseDB に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接EnterpriseDB にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。
EnterpriseDB への JDBC 接続を設定
Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for EnterpriseDB\lib)を確認しておきます。
Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、EnterpriseDB に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、EnterpriseDB への認証用のJDBC URL を作成します。
データに接続するには、以下の接続プロパティが必要です。
- Server: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。
- Port: EnterpriseDB データベースをホスティングしているサーバーのポート。
オプションで、以下を設定することもできます。
- Database: EnterpriseDB サーバーに接続する場合のデフォルトのデータベース。設定されていない場合は、ユーザーのデフォルトデータベースが使用されます。
Basic 認証による接続
Basic 認証を使って認証するには、以下を設定します。
- User:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるユーザー。
- Password:EnterpriseDB サーバーに認証する際に使われるパスワード。
SSL 認証による接続
SSL 認証を利用して、セキュアなセッションを介してEnterpriseDB データに接続できます。以下の接続プロパティを設定して、データに接続します。
- SSLClientCert:クライアント証明書のための証明書ストア名に設定します。クライアントとサーバーの両方のマシンでトラストストアとキーストアが保持される2-way SSL の場合に使用されます。
- SSLClientCertPassword:クライアント証明書ストアがパスワードで保護されている場合、この値をストアのパスワードに設定します。
- SSLClientCertSubject:TLS/SSL クライアント証明書のSubject。ストア内の証明書を検索するために使用されます。
- SSLClientCertType:クライアントストアの証明書タイプ。
- SSLServerCert:サーバーが受け入れ可能な証明書。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、EnterpriseDB JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.enterprisedb.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は、EnterpriseDB への一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:enterprisedb:User=postgres;Password=admin;Database=postgres;Server=127.0.0.1;Port=5444
Embulk で EnterpriseDB ののデータをロード
CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。
Embulk の入力・出力プラグインをインストール
- Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc - この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysqlembulk gem install embulk-output-mysql
embulk gem install embulk-input-jdbc
入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してEnterpriseDB のデータをMySQL にロードする準備が整いました。
EnterpriseDB ののデータをロードするジョブを作成
まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はenterprisedb-mysql.yml のようにします。
- 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for EnterpriseDB、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.enterprisedb.EnterpriseDBDriver)、および上記のJDBC URL を指定します。
- 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。
設定ファイルのサンプル(enterprisedb-mysql.yml)
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.enterprisedb.jar driver_class: cdata.jdbc.enterprisedb.EnterpriseDBDriver url: jdbc:enterprisedb:User=postgres;Password=admin;Database=postgres;Server=127.0.0.1;Port=5444 table: "Orders" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Orders" mode: insert
ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。
embulk run enterprisedb-mysql.yml
Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにEnterpriseDB のデータが格納されます。
フィルタリングした EnterpriseDB ののデータをロード
テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.enterprisedb.jar driver_class: cdata.jdbc.enterprisedb.EnterpriseDBDriver url: jdbc:enterprisedb:User=postgres;Password=admin;Database=postgres;Server=127.0.0.1;Port=5444 query: "SELECT ShipName, ShipCity FROM Orders WHERE [RecordId] = 1" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "Orders" mode: insert
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