Oracle Data Integrator で Elasticsearch データをETL

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
Oracle Data Integrator を使用してElasticsearch のデータをデータウェアハウスに転送する方法を説明します。

JDBC 標準を使用して、既存のスキルを活かしながらElasticsearch に読み書きできます。 Oracle Data Integrator(ODI)などの ETL ツールにドロップインで統合できる CData JDBC Driver for Elasticsearch を使えば、リアルタイムのElasticsearch のデータをデータウェアハウス、ビジネスインテリジェンス、ビッグデータテクノロジーに接続できます。

JDBC 接続により、ODI でElasticsearch を他のデータベースと同様に扱うことができます。RDBMS と同じように、フラットファイルではなくリアルタイムでElasticsearch API に直接接続できます。

この記事では、JDBC ベースの ETL(Elasticsearch から Oracle へ)の手順を説明します。Elasticsearch エンティティのデータモデルをリバースエンジニアリングした後、マッピングを作成し、データロード戦略を選択します。ドライバーが SQL-92 をサポートしているため、組み込みの SQL to SQL Loading Knowledge Module を選択するだけで簡単に実現できます。

Elasticsearch データ連携について

CData を使用すれば、Elasticsearch のライブデータへのアクセスと統合がこれまでになく簡単になります。お客様は CData の接続機能を以下の目的で利用しています:

  • SQL エンドポイントと REST エンドポイントの両方にアクセスでき、接続を最適化し、Elasticsearch データの読み書きに関してより多くのオプションを提供します。
  • v2.2 以降およびオープンソース Elasticsearch サブスクリプションを含む、ほぼすべての Elasticsearch インスタンスに接続できます。
  • SCORE() 関数を明示的に要求することなく、常にクエリ結果の関連性スコアを受け取ることができます。これにより、サードパーティツールからのアクセスが簡素化され、クエリ結果のテキスト関連性のランキングを簡単に確認できます。
  • 複数のインデックスを検索でき、クライアントマシンではなく Elasticsearch がクエリと結果の管理・処理を担当します。

ユーザーは、Crystal Reports、Power BI、Excel などの分析ツールと Elasticsearch データを統合し、当社のツールを活用して、Elasticsearch を含むすべてのデータソースへの単一のフェデレートアクセスレイヤーを実現しています。

CData の Elasticsearch ソリューションの詳細については、ナレッジベース記事をご覧ください:CData Elasticsearch Driver Features & Differentiators


はじめに


ドライバーのインストール

ドライバーをインストールするには、インストールフォルダにあるドライバー JAR(cdata.jdbc.elasticsearch.jar)と .lic ファイル(cdata.jdbc.elasticsearch.lic)を、ODI の適切なディレクトリにコピーします。

  • UNIX/Linux(エージェントなし): ~/.odi/oracledi/userlib
  • UNIX/Linux(エージェントあり): ~/.odi/oracledi/userlib および $ODI_HOME/odi/agent/lib
  • Windows(エージェントなし): %APPDATA%\Roaming\odi\oracledi\userlib
  • Windows(エージェントあり): %APPDATA%\odi\oracledi\userlib および %APPDATA%\odi\agent\lib

ODI を再起動してインストールを完了します。

モデルのリバースエンジニアリング

モデルをリバースエンジニアリングすると、ドライバーのElasticsearch のデータに対するリレーショナルビューのメタデータが取得されます。リバースエンジニアリング後は、リアルタイムのElasticsearch のデータをクエリし、Elasticsearch テーブルに基づいてマッピングを作成できます。

  1. ODI でリポジトリに接続し、New -> Model and Topology Objects をクリックします。
  2. 表示されるダイアログの Model 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: Elasticsearch と入力します。
    • Technology: Generic SQL を選択します(ODI バージョン 12.2 以降の場合は Microsoft SQL Server を選択)。
    • Logical Schema: Elasticsearch と入力します。
    • Context: Global を選択します。
  3. 表示されるダイアログの Data Server 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: Elasticsearch と入力します。
    • Driver List: Oracle JDBC Driver を選択します。
    • Driver: cdata.jdbc.elasticsearch.ElasticsearchDriver と入力します。
    • URL: 接続文字列を含む JDBC URL を入力します。

      Elasticsearch 接続プロパティの取得・設定方法

      接続するには、Server およびPort 接続プロパティを設定します。 認証には、User とPassword プロパティ、PKI (public key infrastructure)、またはその両方を設定します。 PKI を使用するには、SSLClientCert、SSLClientCertType、SSLClientCertSubject、およびSSLClientCertPassword プロパティを設定します。

      CData 製品は、認証とTLS/SSL 暗号化にX-Pack Security を使用しています。TLS/SSL で接続するには、Server 値に'https://' を接頭します。Note: PKI を 使用するためには、TLS/SSL およびクライアント認証はX-Pack 上で有効化されていなければなりません。

      接続されると、X-Pack では、設定したリルムをベースにユーザー認証およびロールの許可が実施されます。

      組み込みの接続文字列デザイナー

      JDBC URL の作成には、Elasticsearch JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーをご利用ください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。

      java -jar cdata.jdbc.elasticsearch.jar
      

      接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

      一般的な接続文字列は以下のとおりです。

      jdbc:elasticsearch:Server=127.0.0.1;Port=9200;User=admin;Password=123456;
      
  4. Physical Schema 画面で、以下の情報を入力します。
    • Name: ドロップダウンメニューから選択します。
    • Database (Catalog): CData と入力します。
    • Owner (Schema): Elasticsearch でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は Elasticsearch と入力します。
    • Database (Work Catalog): CData と入力します。
    • Owner (Work Schema): Elasticsearch でスキーマを選択した場合は選択したスキーマを入力し、それ以外の場合は Elasticsearch と入力します。
  5. 開いたモデルで Reverse Engineer をクリックして、Elasticsearch テーブルのメタデータを取得します。

Elasticsearch のデータの編集と保存

リバースエンジニアリングが完了すると、ODI でElasticsearch のデータを操作できるようになります。 Elasticsearch のデータを編集・保存するには、Designer ナビゲーターで Models アコーディオンを展開し、テーブルを右クリックして Data をクリックします。Refresh をクリックするとデータの変更を取得できます。変更が完了したら Save Changes をクリックします。

ETL プロジェクトの作成

以下の手順に従って、Elasticsearch からの ETL を作成します。ODI Getting Started VM に含まれるサンプルデータウェアハウスに Orders エンティティをロードします。

  1. SQL Developer を開き、Oracle データベースに接続します。Connections ペインでデータベースのノードを右クリックし、new SQL Worksheet をクリックします。

    または、SQLPlus を使用することもできます。コマンドプロンプトから以下を入力します。

    sqlplus / as sysdba
    
  2. 以下のクエリを入力して、ODI_DEMO スキーマにあるサンプルデータウェアハウスに新しいターゲットテーブルを作成します。以下のクエリでは、Elasticsearch の Orders テーブルに対応するいくつかのカラムを定義しています。
    CREATE TABLE ODI_DEMO.TRG_ORDERS (FREIGHT NUMBER(20,0),OrderName VARCHAR2(255));
    
  3. ODI で Designer ナビゲーターの Models アコーディオンを展開し、ODI_DEMO フォルダ内の Sales Administration ノードをダブルクリックします。モデルエディターでモデルが開きます。
  4. Reverse Engineer をクリックします。TRG_ORDERS テーブルがモデルに追加されます。
  5. プロジェクト内の Mappings ノードを右クリックし、New Mapping をクリックします。マッピングの名前を入力し、Create Empty Dataset オプションのチェックを外します。Mapping Editor が表示されます。
  6. Sales Administration モデルから TRG_ORDERS テーブルをマッピングにドラッグします。
  7. Elasticsearch モデルから Orders テーブルをマッピングにドラッグします。
  8. ソースのコネクタポイントをクリックし、ターゲットのコネクタポイントにドラッグします。Attribute Matching ダイアログが表示されます。この例では、デフォルトのオプションを使用します。ターゲットカラムのプロパティにターゲット式が表示されます。
  9. Mapping Editor の Physical タブを開き、TARGET_GROUP 内の ORDERS_AP をクリックします。
  10. ORDERS_AP のプロパティで、Loading Knowledge Module タブの LKM SQL to SQL (Built-In) を選択します。

マッピングを実行して、Elasticsearch のデータを Oracle にロードできます。

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