Dynamics CRM のデータをノーコードモバイル開発のAppSheet で利用する方法

宮本航太
宮本航太
プロダクトスペシャリスト
ノーコードでモバイルアプリ開発ができるAppSheet から Dynamics CRM データに接続する方法



AppSheet は、インテリジェントなノーコードでのモバイルアプリケーションプラットフォームです。AppSheet では、データベースや OData への接続ができるため、CData の製品を組み合わせることで対応データソースを増やすことができます。この記事では CData API Server を使って、AppSheet でDynamics CRM のデータ にデータ連携するモバイルアプリを開発する方法を説明します。

Dynamics CRM データ連携について

CData は、Microsoft Dynamics CRM のライブデータへのアクセスと統合を簡素化します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で活用しています:

  • Dynamics CRM 2011+ サービスおよび Dynamics CRM Online のデータの読み取りと書き込みができます。
  • カスタマイズ可能なキャッシュと、インテリジェントなクエリ集約・分離により、Dynamics CRM のネイティブ機能を拡張できます。
  • Azure Active Directory、Azure マネージド サービス ID 認証情報、クライアントシークレットまたは証明書を使用した Azure サービスプリンシパルなど、さまざまな方法で Dynamics CRM に安全に認証できます。

CData のお客様は、データをデータウェアハウスにレプリケートしたい場合(他のデータソースと併せて)や、Microsoft エコシステム内のお気に入りのデータツール(Power BI、Excel など)または外部ツール(Tableau、Looker など)からライブ Dynamics CRM データを分析したい場合など、さまざまな理由で当社の Dynamics CRM 接続ソリューションを使用しています。


はじめに


API Server の設定

以下のリンクからAPI Server の無償トライアルをスタートしたら、セキュアなDynamics CRM OData サービスを作成していきましょう。

Dynamics CRM への接続

AppSheet からDynamics CRM のデータを操作するには、まずDynamics CRM への接続を作成・設定します。

  1. API Server にログインして、「Connections」をクリック、さらに「接続を追加」をクリックします。 接続を追加
  2. 「接続を追加」をクリックして、データソースがAPI Server に事前にインストールされている場合は、一覧から「Dynamics CRM」を選択します。
  3. 事前にインストールされていない場合は、コネクタを追加していきます。コネクタ追加の手順は以下の記事にまとめてありますので、ご確認ください。
    CData コネクタの追加方法はこちら >>
  4. それでは、Dynamics CRM への接続設定を行っていきましょう! 接続設定
  5. Dynamics CRM 接続プロパティの取得・設定方法

    Dynamics CRM では、インスタンスごとに接続文字列の設定が必要です。 Authentication セクションでは、有効なDynamics CRM のUser、Password の入力、およびDynamics CRM Server Organization root のURL を設定します。さらに、CRMVersion プロパティに、'CRM2011+' もしくは'CRMOnline' を設定します。IFD コンフィグレーションもサポートされていますので、InternetFacingDeployment をTRUE に設定してください。

    また、Security Token Service(STS)、もしくはAD FS エンドポイントをSTSURL プロパティに設定することもできます。 この値はGetSTSUrl ストアドプロシージャで取得できます。 Office 365 ユーザーはデフォルトSTS URL にCRMVersion の設定だけで接続することができます。

  6. 接続情報の入力が完了したら、「保存およびテスト」をクリックします。

Dynamics CRM 接続プロパティの取得・設定方法

Dynamics CRM では、インスタンスごとに接続文字列の設定が必要です。 Authentication セクションでは、有効なDynamics CRM のUser、Password の入力、およびDynamics CRM Server Organization root のURL を設定します。さらに、CRMVersion プロパティに、'CRM2011+' もしくは'CRMOnline' を設定します。IFD コンフィグレーションもサポートされていますので、InternetFacingDeployment をTRUE に設定してください。

また、Security Token Service(STS)、もしくはAD FS エンドポイントをSTSURL プロパティに設定することもできます。 この値はGetSTSUrl ストアドプロシージャで取得できます。 Office 365 ユーザーはデフォルトSTS URL にCRMVersion の設定だけで接続することができます。

API Server のユーザー設定

次に、API Server 経由でDynamics CRM にアクセスするユーザーを作成します。「Users」ページでユーザーを追加・設定できます。やってみましょう。

  1. 「Users」ページで ユーザーを追加をクリックすると、「ユーザーを追加」ポップアップが開きます。
  2. 次に、「ロール」、「ユーザー名」、「権限」プロパティを設定し、「ユーザーを追加」をクリックします。
  3. その後、ユーザーの認証トークンが生成されます。各ユーザーの認証トークンとその他の情報は「Users」ページで確認できます。

Dynamics CRM 用のAPI エンドポイントの作成

ユーザーを作成したら、Dynamics CRM のデータ用のAPI エンドポイントを作成していきます。

  1. まず、「API」ページに移動し、 「 テーブルを追加」をクリックします。
  2. アクセスしたい接続を選択し、次へをクリックします。
  3. 接続を選択した状態で、各テーブルを選択して確認をクリックすることでエンドポイントを作成します。

OData のエンドポイントを取得

以上でDynamics CRM への接続を設定してユーザーを作成し、API Server でDynamics CRM データのAPI を追加しました。これで、OData 形式のDynamics CRM データをREST API で利用できます。API Server の「API」ページから、API のエンドポイントを表示およびコピーできます。

オンプレミスDB やファイルからのAPI Server 使用

オンプレミスRDB やExcel/CSV などのファイルのデータを使用する場合には、API Server のCloug Gateway / SSH ポートフォワーディングが便利です。設定方法は、Cloud Gatway の設定方法 記事を参考にしてください。

AppSheet でDynamics CRM のOData サービスに登録

それでは、AppSheet からAPIServer への接続設定をしていきます。

  1. My account」から「Sources」タブをクリックします。
  2. AppSheet
  3. 一番下まで下がると「+Data Source」がありますのでクリックします。
  4. AppSheet
  5. AppSheet の対応データソースです。今回はOData を使います。
  6. AppSheet
  7. APIServer への接続情報を入力します。
    AppSheet
    • OData Version: 4.0
    • OData Service Root URL: API Server の以下のURL をセット
    • AppSheet
    • Username: API Server で作成したユーザー名
    • Password: API Server のアクセストークン
    • SAP Gateway: Is not SAP Gateway
    • Require Cross-Site Request Forgery(CSRF) Token: CSRD required
  8. 入力が完了したら、接続テストを行い、「Authorize Access」をクリックして保存します。

AppSheet でのDynamics CRM のデータ 連携モバイルアプリ作成

  • MyAppsタブから、「New app」をクリックします。
  • AppSheet
  • 「Start with your own data」を選択します。
  • AppSheet
  • アプリ名を設定します。入力後、「Next step: choose your data」をクリックします。
  • AppSheet
  • 先ほど作成したものも含めて接続先が表示されます。私は事前に APIServer という名前に変更していましたが、変更していなければ odata-1 などの名前で表示されていると思います。
  • AppSheet
  • ここでは APIServer で公開設定したテーブルだけが表示されます。モバイルアプリで使用するテーブルを選択します。
  • AppSheet
  • テーブル選択を行うとアプリ作成画面が表示されます。選択したデータソースをもとに自動的に右側にアプリが作成されます。
  • AppSheet

このように Dynamics CRM 内のデータを簡単にAppSheet で作成するモバイルアプリで使用することができるようになります。

CData API Server の無償版およびトライアル

CData API Server は、無償版および30日の無償トライアルがあります。是非、API Server ページ から製品をダウンロードしてお試しください。

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