Tomcat のコネクションプールで CData JDBC Driver for HCL Domino を構成

Jerod Johnson
Jerod Johnson
Senior Technology Evangelist
Tomcat のコネクションプールから HCL Domino のデータ に接続。

CData JDBC Driver は、JVM 上で動作するWeb アプリケーションと連携するための標準JDBC インターフェースをサポートしています。ここでは、Tomcat のコネクションプールから HCL Domino のデータ に接続する方法を説明します。

Tomcat のコネクションプールから HCL Domino のデータ に接続

  1. CData JAR ファイルと CData .lic ファイルを $CATALINA_HOME/lib にコピーします。CData JAR ファイルは、インストールディレクトリの lib サブフォルダにあります。
  2. コンテキストにリソースの定義を追加します。ここでJDBC URL を指定します。

    Domino への接続

    それでは、Domino のデータに接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定してください。

    • URL:Domino データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。Domino データベースをホスティングしているサーバーのポートを含めます。例:http://sampleserver:1234/
    • DatabaseScope:Domino Web UI でのスコープ名。CData 製品は、指定されたスコープに適合するスキーマのフォームとビューを公開します。Domino Admin UI で、サイドバーのScopes メニューを選択してください。このプロパティを既存のスコープ名に設定します

    Domino での認証

    続いて、認証方法を設定しましょう。Domino では、ログインクレデンシャル(OAuthPassword)またはMicrosoft Entra ID(AzureAD)のいずれかによる認証をサポートしています。

    ログインクレデンシャル

    ログインクレデンシャルで認証するには、以下のプロパティを設定してください:

    • AuthSchemeOAuthPassword
    • User:認証するDomino ユーザーのユーザー名
    • Password:認証するDomino ユーザーに関連付けられたパスワード

    ドライバーがログインクレデンシャルを使用して、自動的にOAuth トークン交換を実行します。

    Microsoft Entra ID(Azure AD)

    この認証方法は、Azure Active Directory をIdP として使用してJWT トークンを取得します。Azure Active Directory にカスタムのアプリケーションを作成し、それをIdP として設定する必要があります。詳しい手順については、ヘルプドキュメントの指示に従ってください。その後、以下のプロパティを設定します。

    • AuthSchemeAzureAD
    • InitiateOAuth:これをGETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用すると、OAuth 交換の繰り返しやOAuthAccessToken の手動設定を避けることができます
    • OAuthClientId:カスタムAzure AD アプリケーションの作成時に取得したクライアントID
    • OAuthClientSecret:カスタムAzure AD アプリケーションの作成時に取得したクライアントシークレット
    • CallbackURL:カスタムAzure AD アプリケーションの登録時に指定されたリダイレクトURI。例えば、https://localhost:33333
    • AzureTenant:データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。companyname.microsoft.com 形式の値またはテナントID のいずれかを指定してください

    テナントID は、Azure ポータルのAzure Active Directory > プロパティページに表示されているディレクトリID と同じです。

    組み込みの接続文字列デザイナー

    JDBC URL の構成については、HCL Domino JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。

    java -jar cdata.jdbc.domino.jar
    

    接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

    以下のリソース定義で指定されたJDBC URL を確認できます。

    
    <Resource name="jdbc/domino"   auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverClassName="cdata.jdbc.domino.DominoDriver" factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" url="jdbc:domino:URL=http://dominoserver:3002/;DatabaseScope=names;TableTypes=Tables;AuthScheme=OAuthPassword;User=MyUser;Password=MyPassword;" maxActive="20" maxIdle="10" maxWait="-1" />
    

    特定のアプリケーションのみに HCL Domino のデータ へのアクセスを許可するには、上記のコードをアプリケーションのMETA-INF ディレクトリにあるcontext.xml に追加します。

    共有リソースの構成の場合は、上記のコードを $CATALINA_BASE/conf にあるcontext.xml に追加します。共有リソースの構成では、すべてのアプリケーションが HCL Domino に接続できるようになります。

  3. アプリケーションの web.xml にリソースへの参照を追加します。
    
      HCL Domino のデータ JSP
      jdbc/Domino
      javax.sql.DataSource
      Container
    
    
  4. コネクションプールから接続を初期化します。
    Context initContext = new InitialContext();
    Context envContext  = (Context)initContext.lookup("java:/comp/env");
    DataSource ds = (DataSource)envContext.lookup("jdbc/Domino");
    Connection conn = ds.getConnection();
      

Tomcat との連携について

上記の手順では、シンプルなコネクションプーリングのシナリオで HCL Domino のデータ に接続する方法を説明しました。その他のユースケースや詳細については、Tomcat のドキュメントに記載されている JNDI Datasource How-To を参照してください。

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