Dremio でHCL Domino のデータに外部ソースとして接続
CData JDBC Driver for HCL Domino はJDBC 標準を実装しており、Dremio を含むさまざまなアプリケーションでリアルタイムのHCL Domino のデータを扱えるようにします。Dremio は、データレイク上でのセルフサービス型インタラクティブ分析を実現するために設計されたデータレイクハウスプラットフォームです。CData JDBC ドライバーを使用することで、エンタープライズデータレイクの一部としてリアルタイムHCL Domino のデータを活用できます。この記事では、Dremio でHCL Domino のデータに外部ソースとして接続する方法について説明します。
CData JDBC Driver を使用すると、Dremio でリアルタイムHCL Domino のデータへの高速アクセスが可能になります。ドライバーをインストールしてHCL Domino で認証すれば、データレイク内でHCL Domino のデータにすぐにアクセスできます。ネイティブのデータ型を使用してHCL Domino のデータを表示し、複雑なフィルタ、集計、その他の操作を自動的に処理することで、CData JDBC Driver はHCL Domino のデータへのシームレスなアクセスを提供します。
前提条件
この記事では、Docker を使用して Dremio を実行することを想定しています。以下のようなコマンドで Dremio サービスを含む Docker コンテナを作成できます。
docker run -d --name dremio -p 9047:9047 -p 31010:31010 dremio/dremio-oss
ここで、dremio はコンテナの名前、9047 は Dremio Web インターフェース用のコンテナポート、31010 は Dremio クエリサービスにマッピングされるポートです。dremio/dremio-oss は使用するイメージを指定します。
ARP コネクタのビルド
CData JDBC Driver を Dremio で使用するには、Advanced Relation Pushdown(ARP)コネクタをビルドする必要があります。GitHub でソースコードを確認するか、ZIP ファイル(GitHub.com)を直接ダウンロードできます。ファイルをコピーまたは展開したら、コネクタのルートディレクトリ(pom.xml ファイルがあるディレクトリ)から以下のコマンドを実行してコネクタをビルドします。
mvn clean install
NOTE:CData ARP コネクタは Java 11 でコンパイルするようにビルドされています。Java 11 をインストールし、正しいバージョンを使用していることを確認してください。以下のようなコマンドで Java バージョンを更新できます。
sudo update-alternatives --config java
コネクタ用の JAR ファイルが(target ディレクトリに)ビルドされたら、ARP コネクタと JDBC Driver を Dremio インスタンスにコピーする準備が整いました。
コネクタと JDBC Driver のインストール
ARP コネクタを %DREMIO_HOME%/jars/ に、HCL Domino 用の JDBC Driver を %DREMIO_HOME%/jars/3rdparty にインストールします。以下のようなコマンドを使用できます。
ARP コネクタ
docker cp PATH\TO\dremio-domino-plugin-{DREMIO_VERSION}.jar dremio_image_name:/opt/dremio/jars/
HCL Domino 用 JDBC Driver
docker cp PATH\TO\cdata.jdbc.domino.jar dremio_image_name:/opt/dremio/jars/3rdparty/
HCL Domino への接続
これで、Dremio の外部ソースオプションに HCL Domino が表示されるようになりました。ビルドした ARP コネクタは、JDBC URL を使用してHCL Domino のデータに接続します。JDBC Driver には、接続文字列を作成できるビルトインの接続文字列デザイナーがあります(以下を参照)。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、HCL Domino JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.domino.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Domino への接続
それでは、Domino のデータに接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定してください。
- URL:Domino データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。Domino データベースをホスティングしているサーバーのポートを含めます。例:http://sampleserver:1234/
- DatabaseScope:Domino Web UI でのスコープ名。CData 製品は、指定されたスコープに適合するスキーマのフォームとビューを公開します。Domino Admin UI で、サイドバーのScopes メニューを選択してください。このプロパティを既存のスコープ名に設定します
Domino での認証
続いて、認証方法を設定しましょう。Domino では、ログインクレデンシャル(OAuthPassword)またはMicrosoft Entra ID(AzureAD)のいずれかによる認証をサポートしています。
ログインクレデンシャル
ログインクレデンシャルで認証するには、以下のプロパティを設定してください:
- AuthScheme:OAuthPassword
- User:認証するDomino ユーザーのユーザー名
- Password:認証するDomino ユーザーに関連付けられたパスワード
ドライバーがログインクレデンシャルを使用して、自動的にOAuth トークン交換を実行します。
Microsoft Entra ID(Azure AD)
この認証方法は、Azure Active Directory をIdP として使用してJWT トークンを取得します。Azure Active Directory にカスタムのアプリケーションを作成し、それをIdP として設定する必要があります。詳しい手順については、ヘルプドキュメントの指示に従ってください。その後、以下のプロパティを設定します。
- AuthScheme:AzureAD
- InitiateOAuth:これをGETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用すると、OAuth 交換の繰り返しやOAuthAccessToken の手動設定を避けることができます
- OAuthClientId:カスタムAzure AD アプリケーションの作成時に取得したクライアントID
- OAuthClientSecret:カスタムAzure AD アプリケーションの作成時に取得したクライアントシークレット
- CallbackURL:カスタムAzure AD アプリケーションの登録時に指定されたリダイレクトURI。例えば、https://localhost:33333
- AzureTenant:データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。companyname.microsoft.com 形式の値またはテナントID のいずれかを指定してください
テナントID は、Azure ポータルのAzure Active Directory > プロパティページに表示されているディレクトリID と同じです。
NOTE:Dremio で JDBC Driver を使用するには、ライセンス(正式版または評価版)とランタイムキー(RTK)が必要です。このライセンス(または評価版)の取得については、営業チームにお問い合わせください。
ランタイムキー(RTK)を JDBC URL に追加します。最終的に、以下のような JDBC URL になります。
jdbc:domino:RTK=5246...;URL=http://dominoserver:3002/;DatabaseScope=names;TableTypes=Tables;AuthScheme=OAuthPassword;User=MyUser;Password=MyPassword;
HCL Domino に外部ソースとしてアクセス
HCL Domino を外部ソースとして追加するには、新しいソースを追加するためにクリックし、Domino を選択します。JDBC URL をコピーして、New Domino Source ウィザードに貼り付けます。
接続を保存すれば、Dremio でリアルタイムHCL Domino のデータをクエリする準備が整い、HCL Domino のデータをデータレイクに簡単に取り込むことができます。
詳細情報と無償トライアル
Dremio で CData JDBC Driver for HCL Domino を使用すると、リアルタイムHCL Domino のデータをデータレイクに取り込むことができます。HCL Domino への接続の詳細については、CData JDBC Driver for HCL Domino ページをご覧ください。CData JDBC Driver for HCL Domino の30日間無償トライアルをダウンロードして、今すぐ始めましょう。