OutSystems でHCL Domino に接続されたエンタープライズアプリケーションを作成
OutSystems は、企業がオムニチャネルのエンタープライズアプリケーションを開発、展開、管理するためのツールを提供するローコードプラットフォームです。CData Connect AI と組み合わせると、ビジネスアプリケーション用にHCL Domino のデータにクラウド上でアクセスできます。この記事では、Connect AI にHCL Domino の仮想データベースを作成し、OutSystems でHCL Domino のデータから単純なアプリを構築する方法を説明します。
Connect AI からHCL Domino に接続する
CData Connect AI は直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続します。- Connect AI にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルから「HCL Domino」を選択します。
-
必要な認証情報を入力し、HCL Domino に接続します。
Domino への接続
それでは、Domino のデータに接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定してください。
- URL:Domino データベースをホスティングしているサーバーのホスト名またはIP アドレス。Domino データベースをホスティングしているサーバーのポートを含めます。例:http://sampleserver:1234/
- DatabaseScope:Domino Web UI でのスコープ名。CData 製品は、指定されたスコープに適合するスキーマのフォームとビューを公開します。Domino Admin UI で、サイドバーのScopes メニューを選択してください。このプロパティを既存のスコープ名に設定します
Domino での認証
続いて、認証方法を設定しましょう。Domino では、ログインクレデンシャル(OAuthPassword)またはMicrosoft Entra ID(AzureAD)のいずれかによる認証をサポートしています。
ログインクレデンシャル
ログインクレデンシャルで認証するには、以下のプロパティを設定してください:
- AuthScheme:OAuthPassword
- User:認証するDomino ユーザーのユーザー名
- Password:認証するDomino ユーザーに関連付けられたパスワード
ドライバーがログインクレデンシャルを使用して、自動的にOAuth トークン交換を実行します。
Microsoft Entra ID(Azure AD)
この認証方法は、Azure Active Directory をIdP として使用してJWT トークンを取得します。Azure Active Directory にカスタムのアプリケーションを作成し、それをIdP として設定する必要があります。詳しい手順については、ヘルプドキュメントの指示に従ってください。その後、以下のプロパティを設定します。
- AuthScheme:AzureAD
- InitiateOAuth:これをGETANDREFRESH に設定します。InitiateOAuth を使用すると、OAuth 交換の繰り返しやOAuthAccessToken の手動設定を避けることができます
- OAuthClientId:カスタムAzure AD アプリケーションの作成時に取得したクライアントID
- OAuthClientSecret:カスタムAzure AD アプリケーションの作成時に取得したクライアントシークレット
- CallbackURL:カスタムAzure AD アプリケーションの登録時に指定されたリダイレクトURI。例えば、https://localhost:33333
- AzureTenant:データにアクセスするために使用されるMicrosoft Online テナント。companyname.microsoft.com 形式の値またはテナントID のいずれかを指定してください
テナントID は、Azure ポータルのAzure Active Directory > プロパティページに表示されているディレクトリID と同じです。
- Create & Test をクリックします。
- Add HCL Domino Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
パーソナルアクセストークンを追加する
OAuth 認証をサポートしないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、フレームワークから接続する場合、パーソナルアクセストークン(Personal Access Token, PAT)を認証に使用できます。きめ細かくアクセスを管理するために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
コネクションが構成されたら、OutSystems からHCL Domino に接続できるようになります。
OutSystems からHCL Domino に接続する
以下のステップでは、OutSystems からCData Connect AI に接続して新しいHCL Domino のデータベース接続を作成する方法の概要を説明します。
- OutSystems Service Studio を開きます。
- 歯車アイコン をクリックし、Service Center のEnvironment Management を開きます。
- Administration をクリックして「Database Connections」を選択します。
- 「New Database Connection」をクリックします。
- データベース接続を設定します。
- Name:接続の名称(例:CData Connect AI HCL Domino)
- DBMS:SQL Server またはAzure SQL
- Username:Connect AI ユーザー(例:user@mydomain.com)
- Password:Connect AI ユーザーのPAT
- Server:tds.cdata.com,14333
- Schema:HCL Domino コネクションの名前(例: Domino1)
- 「Test Connection」をクリックします。
- 「Create」をクリックします。
HCL Domino テーブルまたはビューを拡張モジュールのエンティティにマップする
HCL Domino のデータベース接続を作成したら、テーブルまたはビューをOutSystems のエンティティにマップする拡張機能を作成できます。作成していない場合は、Service Studio でアプリケーションを作成します。
- Service Studio を開き、既存のアプリケーションを開きます。
- 「Add Module」をクリックし、「Module Name」(例:domino_db_extension)を設定し、「Module Type」を「Extension」に設定して、「Create Module」をクリックします。
- Integration Studio で、環境に接続します。
- 拡張ツリーで「Entities」を右クリックし、「Connect to External Table or View...」を選択します。
- ウィザードのステップに従って、使用するテーブルおよびビューを選択します。
- Integration Studio で「1-Click Publish」をクリックします。
- 「1-Click Publish」ウィザードでプロセスが完了したら、「Configure」をクリックします。
- Service Center で、拡張機能の論理データベース名を、拡張機能が使用するデータベース接続に関連付け、「Apply」をクリックします。
- Service Center で、拡張機能の論理データベース名を、拡張機能が使用するデータベース接続に関連付け、「Apply」をクリックします。
- アプリケーションで「Manage Dependencies...」をクリックします。
- 拡張機能に依存関係を追加し、アプリケーションで使用するエンティティを選択します。
これで、標準のOutSystems エンティティと同じように、HCL Domino のデータにアクセスして操作できます。
詳細と無償トライアル
Connect AI とOutSystems を使用すると、HCL Domino に接続されたアプリケーションを簡単に構築できます。今すぐOutSystems のHCL Domino のデータで作業を開始するには、Connect AI の無償トライアルにサインアップしてください。