HeidiSQL で MySQL 経由でDB2 のデータにアクセス
HeidiSQL は、MariaDB、MySQL、SQL Server、PostgreSQL をネイティブでサポートするオープンソースのデータベース管理ツールです。 CData ODBC Driver for IBM DB2 と SQL Gateway を組み合わせることで、HeidiSQL からリアルタイムのDB2 データにもアクセスできるようになります。この記事では、オンプレミスの DB2 に接続し、HeidiSQL でDB2 のデータをクエリする方法を解説します。
DB2 のデータへの接続設定
まだ設定していない場合は、データソース名(DSN)で必要な接続プロパティを指定します。組み込みの Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して DSN を設定できます。これはドライバーインストールの最終ステップでもあります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使用して DSN を作成・設定する方法については、ヘルプドキュメントの「はじめに」の章をご参照ください。
DB2 に接続するには以下のプロパティを設定します。
- Server: DB2 を実行するサーバー名。
- Port: DB2 サーバーのポート。
- Database: DB2 データベース名。
接続の準備ができたら、認証スキームを選択し、以下で説明するように適切なプロパティを設定します。
CData 製品 は、DB2 への認証に4つの異なるスキームをサポートします。DB2 ユーザー資格情報(デフォルト)、暗号化されたユーザー資格情報、IBM Identity and Access Management(IAM)認証、および Kerberos です。
DB2 ユーザー資格情報
ユーザー資格情報を使用して認証するには、次のプロパティを設定します。- AuthScheme:USRIDPWD。
- User:データベースへのアクセス権を持つユーザーのユーザー名。
- Password:データベースへのアクセス権を持つユーザーのパスワード。
暗号化されたユーザー資格情報
サーバーがセキュア認証に対応しており、暗号化されたユーザー資格情報を使用して認証を行いたい場合は、このプロパティを設定します。- AuthScheme:EUSRIDPWD
IAM、Kerberos で認証したい場合は、ヘルプドキュメントの「はじめに」セクションを参照してください。
パスワード方式によるSSH 接続
パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: DB2 のユーザ
- Password: DB2 のパスワード
- Database: DB2 の接続先データベース
- Server: DB2 のサーバー
- Port: DB2 のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Password"
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHPassword: SSH パスワード
接続文字列形式では以下のようになります。
Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=testUseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;
公開鍵認証方式方式によるSSH 接続
公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: DB2 のユーザ
- Password: DB2 のパスワード
- Database: DB2 の接続先データベース
- Server: DB2 のサーバー
- Port: DB2 のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Public_Key"
- SSHClientCertType: キーストアの種類
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス
接続文字列形式では以下のようになります。
Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;
DSN を設定する際には、Max Rows 接続プロパティも設定することをお勧めします。これにより返される行数が制限され、レポートやビジュアライゼーションの設計時にパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。
SQL Gateway の設定
SQL Gateway 概要を参照して、DB2 のデータを仮想 MySQL データベースとして接続できるよう設定します。クライアントからの MySQL リクエストを受け付ける MySQL リモーティングサービスを設定します。このサービスは SQL Gateway の UI で設定できます。
HeidiSQL から SQL Gateway に接続するには、Web に公開されたマシンで SQL Gateway を実行する必要があります。SQL Gateway を設定したら、以下の情報を控えておいてください:
- SQL Gateway をホストしているマシンの IP アドレスまたはドメイン名
- MySQL サービスのデータソース名(通常は CData DB2 Sys)
- MySQL サービスのポート番号
- サービスにアクセス権を持つ SQL Gateway ユーザーの資格情報
リモートアクセスの設定
ODBC ドライバーとリモーティングサービスがオンプレミスにインストールされている場合(HeidiSQL からアクセスできない場合)、リバース SSH トンネリング機能を使用してリモートアクセスを有効にできます。詳細な手順については、ナレッジベース記事「SQL Gateway SSH トンネリング機能」をご参照ください。
HeidiSQL でDB2 に接続
CData ODBC Driver for IBM DB2 用の MySQL サービスを設定したら、HeidiSQL でデータに接続する準備が整います。HeidiSQL で新しい接続セッションを作成し、MySQL ライブラリタイプを選択します。
SQL Gateway で設定したDB2 用 MySQL サービスの値を使用してデータセットを設定します(データベース名には必ず DSN を使用してください)。接続を検証して「Open」をクリックします。
HeidiSQL からDB2 をクエリ
- 左側のデータベース一覧で、先ほど設定したDB2 への接続を見つけます。
- 左側のデータベース一覧で、適切な接続を展開して、DB2 内の個々のテーブルやデータオブジェクトを表示します。
- これらのテーブルに対してカスタム SQL クエリを記述し、データソースを通常の SQL Server データベースのように扱います。または、関連するテーブルを選択して各テーブルデータセットを視覚的に探索できます。
CData ODBC Driver for IBM DB2 と SQL Gateway を使用することで、HeidiSQL からDB2 のデータを簡単にクエリできます。HeidiSQL からオンプレミスのデータにアクセスする必要がある場合など、ご質問がありましたらサポートチームまでお問い合わせください。