CData JDBC Driver を使用して DB2 を IBM WebSphere に接続
IBM WebSphere は、多くのエンタープライズレベルの Java アプリケーションやサービスを実行する強力なアプリケーションサーバーです。CData JDBC Driver for IBM DB2 と組み合わせることで、IBM WebSphere アプリケーションは複雑な API を使用せずに、標準 SQL クエリで DB2 に接続し、データを操作できます。これにより、連携作業の簡素化、開発工数の削減、重要なビジネスデータへの安全なリアルタイムアクセスが可能になります。
前提条件
- DB2 アカウントへのアクセス(API 権限付き)
- IBM WebSphere Application Server(構成済みで実行中)
- CData JDBC Driver for IBM DB2
- デプロイ用の Java Servlet WAR アプリケーション
Note: この記事では Salesforce をデモ用のデータソースとして使用していますが、同じ手順で CData が提供する 250 種類以上の JDBC Driver に接続できます。
はじめに
ステップ1:CData JDBC Driver for IBM DB2 のダウンロードとインストール
CData JDBC Driver for IBM DB2 をダウンロードしてインストールします。インストールすると .jar ファイルが提供されます:cdata.jdbc.db2.jar
ステップ2:IBM WebSphere のインストールと構成
- IBM 公式サイトから IBM WebSphere のアカウントを作成します。
- IBM WebSphere Application Server のドキュメントを参照して、ローカルシステムに IBM WebSphere Application Server をインストール・構成します。
- アプリケーションサーバーのインストールが完了したら、ブラウザで管理コンソールを使用して WebSphere Server を起動します:https://your-server:9043/ibm/console
ステップ3:DB2 用の JDBC プロバイダーとデータソースの設定
- Resources に移動し、JDBC セクションを展開して、JDBC providers を選択して新しいプロバイダーを作成します
- ドロップダウンメニューから適切なスコープを選択します
- New をクリックして JDBC プロバイダーを追加します
- データベースタイプとして User defined を選択します
- implementation class name として cdata.jdbc.db2.DB2ConnectionPoolDataSource を入力します
- プロバイダーの名前を入力します(例:User defined JDBC Provider)
- classpath フィールドに JDBC ドライバー JAR ファイルのフルパスを入力します
- Next をクリックし、Finish をクリックして、マスター構成に変更を保存します
- JDBC プロバイダーが作成されたら、JDBC データソースを追加します。
- Data Source Name や JNDI name などの基本情報を入力します
- 先ほど作成した JDBC provider を選択します(例:CData DB2 Provider)
- Implementation class name を指定します:cdata.jdbc.db2.DB2ConnectionPoolDataSource
- Data Store Helper Class Name を追加します:com.ibm.websphere.rsadapter.GenericDataStoreHelper
- 必要に応じて authentication aliases を設定してセキュリティを構成します
- Summary ページですべての詳細を確認し、Finish をクリックしてデータソースの作成を完了します
- 一覧から新しく作成したデータソースを選択し、Custom properties を開きます
-
URL プロパティに JDBC 接続文字列を追加し、OK を押します。例:
jdbc:db2:RTK=5246...;Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;
DB2 に接続するには以下のプロパティを設定します。
- Server: DB2 を実行するサーバー名。
- Port: DB2 サーバーのポート。
- Database: DB2 データベース名。
接続の準備ができたら、認証スキームを選択し、以下で説明するように適切なプロパティを設定します。
CData 製品 は、DB2 への認証に4つの異なるスキームをサポートします。DB2 ユーザー資格情報(デフォルト)、暗号化されたユーザー資格情報、IBM Identity and Access Management(IAM)認証、および Kerberos です。
DB2 ユーザー資格情報
ユーザー資格情報を使用して認証するには、次のプロパティを設定します。- AuthScheme:USRIDPWD。
- User:データベースへのアクセス権を持つユーザーのユーザー名。
- Password:データベースへのアクセス権を持つユーザーのパスワード。
暗号化されたユーザー資格情報
サーバーがセキュア認証に対応しており、暗号化されたユーザー資格情報を使用して認証を行いたい場合は、このプロパティを設定します。- AuthScheme:EUSRIDPWD
IAM、Kerberos で認証したい場合は、ヘルプドキュメントの「はじめに」セクションを参照してください。
パスワード方式によるSSH 接続
パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: DB2 のユーザ
- Password: DB2 のパスワード
- Database: DB2 の接続先データベース
- Server: DB2 のサーバー
- Port: DB2 のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Password"
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHPassword: SSH パスワード
接続文字列形式では以下のようになります。
Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=testUseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;
公開鍵認証方式方式によるSSH 接続
公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
- User: DB2 のユーザ
- Password: DB2 のパスワード
- Database: DB2 の接続先データベース
- Server: DB2 のサーバー
- Port: DB2 のポート
- UserSSH: "true"
- SSHAuthMode: "Public_Key"
- SSHClientCertType: キーストアの種類
- SSHPort: SSH のポート
- SSHServer: SSH サーバー
- SSHUser: SSH ユーザー
- SSHClientCert: 秘密鍵ファイルのパス
接続文字列形式では以下のようになります。
Server=10.0.1.2;Port=50000;User=admin;Password=admin;Database=test;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、DB2 JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから JAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.db2.jar接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Note: URL プロパティが利用できない場合は、作成してから JDBC 接続文字列を追加してください。
Tip: URL プロパティに入力する前に、必ずドライバーで接続文字列をテストしてください。
- データソースを開き、Test Connection を選択します
ステップ4:Web アプリケーションのビルド
- お好みの Java フレームワーク(Servlet、JSP、Spring)を使用して Web アプリケーションをビルドします。生成される .war ファイルは通常、次のような構造になります:
- JDBC または JPA を使用してデータアクセスロジックを定義し、JNDI 名でデータソースを参照します
- この記事では、JDBC 接続の設定と Java Servlet アプリケーションのデプロイについて説明します
- プロジェクトを WAR(Web Application Archive)または EAR(Enterprise Archive)ファイルとしてパッケージ化してデプロイします
- ターミナルで以下のコマンドを使用して Java ファイルをコンパイルします:
cd webcontent jar cvf ..\DB2ServletApp.war *
DB2ServletApp.war |--webcontent | |--index.jsp -- JSP ページ(エントリーポイント) | | | |--WEB-INF/ -- ブラウザから直接アクセス不可 | |--web.xml -- デプロイメント記述子 | | | |--classes/ -- コンパイル済み .class ファイル | |--com/example/DB2/ | |--DB2Servlet.class | |--lib/ -- 依存 JAR ファイル |--cdata.jdbc.db2.jar
ステップ5:WebSphere に DB2 アプリケーションをデプロイ
- WebSphere 管理コンソールで Applications に移動し、Install New Application を選択します
- WAR ファイルを参照してアップロードし、インストールウィザードを進めます。
ステップ6:WebSphere から DB2 のデータ を取得
- コンテキストルートを使用してアプリケーションにアクセスします:http://hostname:port/context-root/page
Note: ブラウザで開く前に、デプロイしたアプリケーションが起動していることを確認してください。
これでソースから取得したデータを表示できるようになりました。データは IBM WebSphere を通じて直接アクセスできます。このセットアップは、Servlet を WebSphere にデプロイして JDBC ドライバーを使用して DB2 データを取得する方法を示しており、DB2 を活用した高度なエンタープライズアプリケーションを構築するための強固な基盤となります。
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