Create!WebフローのサブフォームにJDBC-ODBC Bridge のデータを一覧表示させて使う方法:CData JDBC Drivers

宮本航太
宮本航太
プロダクトスペシャリスト
CData Slack JDBC Driver を使って、Slack データをCreate!Webフローのフォームに連携させる方法を紹介します。



今回はインフォテック社のワークフロー製品であるCreate!WebフローからJDBC-ODBC Bridge のデータを活用できるよう、CData JDBC-ODBC Bridge JDBC Driver を使って検証してみました。

Create!Webフローとは?

ブラウザで「紙と同じイメージの申請書が再現」できるインフォテック社が展開している ワークフローシステムです。 GUI が直感的で操作性が良いため、どのユーザーにとっても使いやすい製品です。

Create!Webフロートップ画像

CData JDBC ドライバとは?

JDBC-ODBC Bridge、Salesforce、Dynamics 365 といったさまざまなクラウドサービスやDb2、BigQuery といったRDB やDWH に、標準規格の JDBC でアクセスすることができる製品です。CData では現在 270近くのSaaS 向けのJDBC ドライバーを提供しています。

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JDBC-ODBC Bridge のデータをCreate!Webフローで利用する構成

今回は以下の構成を実装していきます。Create!Webフローを起動しているマシンにJDBC-ODBC Bridge JDBC Driver をインストールして所定の場所に配置することで、Create!Webフローで使用する申請書を作成するフォームマネージャから、JDBC-ODBC Bridge にアクセスできます。フォームマネージャで作成した申請フォーマットは、ワークフローシステムにアップロードすることでユーザーが使用することができるようになります。

Create!Webフロー連携イメージ

本記事では、JDBC-ODBC Bridge に保存されているデータをCreate!Webフローのサブフォームとして一覧表示させ、選択したデータを呼び元のフォームに設定していきます。

必要なもの

  • Create!Webフロー(※なお、今回はJDBC Driver 配置のため、Create!Webフローのパッケージ版を使用しました)
  • CData JDBC Drivers(30日間無料で使用できます)

CData JDBC-ODBC Bridge JDBC Driver のインストール

ではさっそく、Create!WebフローにCData JDBC-ODBC Bridge JDBC Driver を組み込んでいきます。Create!WebフローはTomcat をサーブレットコンテナとして使用していますので、そのTomcat の中にCData JDBC ドライバを格納します。 コピーするのはドライバー本体とライセンスファイルになります。

コピー元

CData JDBC Drirver for JDBC-ODBC Bridge 2023バージョンの場合は「C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for JDBCODBC 2023J\lib」のフォルダに「cdata.jdbc.JDBC-ODBC Bridge.jar」、「cdata.jdbc.JDBC-ODBC Bridge.lic」というドライバー本体とライセンスファイルが格納されています(年度の箇所はバージョン毎に変わります)。

JDBC Driver コピー元

コピー先

コピー先は「C:\CREATE_HOME\Tomcat\lib」のディレクトリです。コピーが完了したら、サービスにてCreate!Web フローを再起動してください。

JDBC-ODBC Bridge への接続定義を作成

WinodwsメニューからCreate!Web フローのフォームマネージャーをクリックします。ログイン後、画面上部にあるデータベースアイコンをクリックしてください。

データベースアイコンをクリック

「新規」ボタンをクリックし、JDBC-ODBC Bridge への接続情報を登録します。以下の情報を入力してください。

  • ドライバー:cdata.jdbc.jdbcodbc.JDBCODBCDriver
  • URL(接続文字列の一例):
    jdbc:jdbcodbc:Driver={ODBC_Driver_Name};Driver_Property1=Driver_Value1;Driver_Property2=Driver_Value2;...
  • ユーザー/パスワード:任意の内容でOKです
JDBC-ODBC Bridge への接続情報を登録

ドライバーの入力値について、ドライバークラス名が不明な場合はヘルプドキュメントをご参照ください。

なお、Create!Webフローでは、データを取得する際にテーブル一覧と項目一覧を一括で取得します。その際にCData JDBC ドライバではAPI を経由して各テーブルの項目に都度アクセスすることがあり、テーブルが多いAPI では取得に時間がかかる場合があります。 その場合、あらかじめ「Tables」プロパティを使用して、利用するテーブルだけ参照できるようにしておくと、Create!Webフロー上でパフォーマンス良くテーブルの選択や設定を行うことができます。

サブフォームの作成

今回は申請フォームにリンクを埋め込み、そのリンク先から顧客情報の一覧が表示されるサブフォームを作成します。以下の赤枠のアイコンをクリックします。

赤枠でくくられたアイコン

サブフォームでは1件だけ選択して、呼び元のフォームに選択レコードを返すようにしたいので、検索結果は単一を選択します。「一覧表示用」クエリの「編集」ボタンをクリックします。

一覧表示用クエリの編集ボタンをクリック

利用データベースに先ほど作成したJDBC-ODBC Bridge へのコネクション定義の名前を選択し、「選択」ボタンをクリックしたら「追加」ボタンをクリックします。

JDBC-ODBC Bridgeコネクション定義の名前を選択して追加

サブフォームで使用したいテーブルとそのカラムを選択します。ここで注意点として赤枠のテーブル別名に英字のみで別名を付与する必要があります。なお、日本語を使用したテーブル名をそのまま使用することは出来ないため、適宜英語名に調整してください。

サブフォームで仕様したいテーブルとそのカラムを選択

次に、サブフォーム上に表示させる項目と、呼び元のフォームに返す際のオブジェクト名を指定します。

JDBC-ODBC Bridgeコネクション定義の名前を選択して追加

最後に入力フォーム設定情報表示ボタンを押し、今作成したサブフォームを呼び出すためのコードを確認します。後程、呼び元のフォームに埋め込みを行うのでコピーしておきます。

入力フォーム設定情報を表示・コピー

フォームからサブフォームを呼び出すリンクを作成

サブフォームの呼び元になる親のフォームにテキストボックスなどを設定します。

親フォームにテキストボックスを設定

テキストボックスを配置したらプロパティ画面を開きます。HTML タブをクリックするとJavaScript のトリガー設定を選択できます。今回はクリック後のアクションにしますので、「クリックする」を選択し、編集ボタンを押します。

JavaScriptトリガーを選択

赤枠部分にサブフォーム呼び出し時の処理を設定できますので、サブフォーム作成時に確認した呼び出し時のコードを貼り付けします。

サブフォーム呼び出し時の処理を設定

設定が完了したら、あとはフォームを保存してフォームエディターを閉じます。作成したフォームをCreate!Webフローのワークフローシステム側にアップロードします。「アップロード」ボタンクリック後、コメントをつけてOKボタンでアップロードします。

フォームマネージャーからアップロード

これでワークフローが更新されました。

ワークフローシステムから申請

それではCreate!Webフローにアクセスし、管理者アカウントでログインします(サービスにCreate!Webフローが登録されているので、自動起動しています)。左上の申請するをクリックします。

画面左上の申請するをクリック

先ほどフォームマネージャで更新したフォームを選択します。

先ほど更新したフォームを選択

フォームが画面に表示されたら、サブフォームを呼び出すためのリンクをクリックします。

サブフォームを呼び出すリンクをクリック

これで、サブフォームにJDBC-ODBC Bridge に保存されているデータが表示されるようになります。あとは対象データを選択すると、呼び元のフォームに自動で値がセットされるようになります。

フォームにJDBC-ODBC Bridge のデータがセット

おわりに

以上で、Create!WebフローのサブフォームをJDBC-ODBC Bridge と連携できました。CData JDBCODBC JDBC Driver を使うことで、JDBC-ODBC Bridge のデータをCreate!Webフローで容易に利用することができます。CData ではJDBC-ODBC Bridge 以外にも270種類以上のSaaS やデータベースに接続するドライバーを提供していますので、JDBC Drivers のラインナップを参照いただき、30日間の無償トライアルでお試しいただければ幸いです。

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JDBC-ODBC Bridge は、あらゆるJava アプリからWindows、Linux、Mac 上のODBC データソースへのJDBC アクセスを提供します。CData JDBC-ODBC Bridge は、レポートや分析にJava ベースのツールを使用する場合でも、カスタムJava ソリューションを構築する場合でも、あらゆるODBC データソースに簡単に接続できます。