エンタープライズサーチのNeuron にAzure Data Lake Storage のデータを取り込んで検索利用

杉本和也
杉本和也
リードエンジニア
企業内検索エンジンサービスの Neuron にAzure Data Lake Storage のデータを取り込んで検索する方法:CData JDBC Driver。



ブレインズテクノロジー社のNeuron は、先端OSS 技術(Apache Solr)を活用したエンタープライズサーチ(企業内検索エンジン)サービスです。Apache Solr は、エンタープライズサーチ機能をAPI として提供してくれますが、Neuron はApache Solr に企業ユーザーがデータを探索するためのシンプルかつ使いやすいユーザーインターフェースと管理画面・運用機能を提供してくれます。これによりエンドユーザーが簡単にエンタープライズサーチを利用することができます。管理画面では、ファイルやデータのクローリング設定がUI で行えるようになっています。この記事では、Neuron に備わっているJDBC インターフェース経由で、CData JDBC Driver for ADLS を利用することでNeuron にAzure Data Lake Storage のデータを取り込んで検索で利用できるようにします。

Neuron にCData JDBC Driver for ADLS データをロード

CData JDBC Driver for ADLS のインストールと.jar ファイルの配置

  • CData JDBC Driver for ADLS をNeuron と同じマシンにインストールします。
  • 以下のパスにJDBC Driver がインストールされます。
    C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for ADLS 20xxJ\lib\cdata.jdbc.adls.jar
  • このcdata.jdbc.adls.jar とcdata.jdbc.adls.lic ファイルをコピーして、Neuron のC:\APP cf\lib フォルダに配置します。

Neuron CF でのAzure Data Lake Storage のデータを扱うリポジトリの作成

  • Neuron CF でクローラーの設定をGUI で行います。JDBC を読み取るためのリポジトリを作成します。Neuron の管理画面にログインし、[リポジトリ]→[リポジトリコレクション一覧]→[新規]をクリックします。
  • 任意のリポジトリ名を入力します。タイプは[JDBC]を選択します。
  • 次に、ドライバーのクラス名とJDBC 接続文字列でAzure Data Lake Storage への接続を行います。

    Azure Data Lake Storage 接続プロパティの取得・設定方法

    Azure Data Lake Storage Gen2 への接続

    それでは、Gen2 Data Lake Storage アカウントに接続していきましょう。接続するには、以下のプロパティを設定します。

    • Account:ストレージアカウントの名前
    • FileSystem:このアカウントに使用されるファイルシステム名。例えば、Azure Blob コンテナの名前
    • Directory(オプション):レプリケートされたファイルが保存される場所へのパス。パスが指定されない場合、ファイルはルートディレクトリに保存されます

    Azure Data Lake Storage Gen2への認証

    続いて、認証方法を設定しましょう。CData 製品では、5つの認証方法をサポートしています:アクセスキー(AccessKey)の使用、共有アクセス署名(SAS)の使用、Azure Active Directory OAuth(AzureAD)経由、Azure サービスプリンシパル(AzureServicePrincipal またはAzureServicePrincipalCert)経由、およびManaged Service Identity(AzureMSI)経由です。

    アクセスキー

    アクセスキーを使用して接続するには、まずADLS Gen2ストレージアカウントで利用可能なアクセスキーを取得する必要があります。

    Azure ポータルでの手順は以下のとおりです:

    1. ADLS Gen2ストレージアカウントにアクセスします
    2. 設定でアクセスキーを選択します
    3. 利用可能なアクセスキーの1つの値をAccessKey 接続プロパティにコピーします

    接続の準備ができたら、以下のプロパティを設定してください。

    • AuthSchemeAccessKey
    • AccessKey:先ほどAzure ポータルで取得したアクセスキーの値

    共有アクセス署名(SAS)

    共有アクセス署名を使用して接続するには、まずAzure Storage Explorer ツールを使用して署名を生成する必要があります。

    接続の準備ができたら、以下のプロパティを設定してください。

    • AuthSchemeSAS
    • SharedAccessSignature:先ほど生成した共有アクセス署名の値

    その他の認証方法については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「Azure Data Lake Storage Gen2への認証」セクションをご確認ください。


    ドライバクラス名:cdata.jdbc.adls.ADLSDriver
    接続文字列:jdbc:adls:Schema=ADLSGen2;Account=myAccount;FileSystem=myFileSystem;AccessKey=myAccessKey;InitiateOAuth=REFRESH
  • [更新]をクリックして、Azure Data Lake Storage に接続するリポジトリコレクションができました。

Neuron でAzure Data Lake Storage のデータをクローリングするジョブを作成

続いて、Azure Data Lake Storage のどのデータをどのようにクローリングするのかをジョブで定義していきます。

  • 管理画面で[ジョブ]→[ジョブ一覧]→[新規]とクリックします。
  • 任意のジョブ名を入力します。出力先にはSolr を選択します。リポジトリは先ほど作成したAzure Data Lake Storage に接続するリポジトリコレクションを選びます。
  • 次に基本タブからジョブ実行を手動にするか、定期実行するかを自由に設定します。
  • SQL タブでは、どんなデータを取得するのか、テーブル名やカラム、フィルタリング条件などを設定できます。CData JDBC ドライバがAzure Data Lake Storage のデータをテーブルにモデル化しているので、標準SQL でAzure Data Lake Storage をクエリすることができます。
    • SQL文:SELECT FullPath, Permission FROM Resources
    • キーカラム:Id など取得テーブルのキーとなるカラム
    • 検索対象カラム:検索の対象とするカラム
    • タイトルカラム:検索結果のタイトルとするカラム
    • タイムスタンプカラム:タイムスタンプとなるカラムがあれば、ここで指定します
  • リクエストパラメータでは、検索結果レコードのURL (があれば)を設定することもできます。URL を表示できると表示された検索結果からレコードに簡単に移動できます。
  • 取得元では、ラベルを設定しておきます。[更新]をクリックして、クローラージョブの設定を完了します。

Neuron でAzure Data Lake Storage のデータをクロールするジョブを実行

実際にNeuron で作成したジョブを実行します。[ジョブ]→[状態とジョブ管理]をクリックし、作成したジョブの[Start]をクリックします。

ジョブが正常完了すると、[Done]がステータスとして表示されます。

Neuron 上でのAzure Data Lake Storage のデータの検索の実施

実際にNeuron 上で検索ができるか確認してみます。取得元を絞り込むこと、内容やファイル名での検索、ファイルサイズやファイル更新日の絞り込み、部分一致や全部一致で検索が可能です。 検索をかけてみると、以下のようにデータを取得できました。

CData JDBC Driver for ADLS をNeuron で使うことで、Azure Data Lake Storage コネクタとして機能し、簡単にデータを取得して同期することができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

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