SAPUI5 MVC Apps のAmazon Athena にリアルタイム連携を実現

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
SAPUI5 でビルトインODataModel を使い、Amazon Athena への変更をリアルタイムで反映するWeb アプリを作成します。



この記事では、バックエンドデータベースに書き込むことなくAmazon Athena API の機能を活用するSAPUI5 アプリを作成するために、CData API Server およびADO.NET Provider for AmazonAthena (または250+ の他のADO.NET Providers) を使用する方法を説明します。API Server は、サーバー上で実行されてAmazon Athena のOData フィードを生成する軽量のWeb アプリケーションです。OData は、Web を介したリアルタイムデータアクセスの標準であり、SAPUI5 およびOpenUI5 にビルトインのサポートがあります。

Amazon Athena データ連携について

CData は、Amazon Athena のライブデータにアクセスし、統合するための最も簡単な方法を提供します。お客様は CData の接続機能を以下の目的で使用しています:

  • IAM 認証情報、アクセスキー、インスタンスプロファイルなど、さまざまな方法で安全に認証できます。多様なセキュリティニーズに対応し、認証プロセスを簡素化します。
  • 詳細なエラーメッセージにより、セットアップを効率化し、問題を迅速に解決できます。
  • サーバーサイドでのクエリ実行により、パフォーマンスを向上させ、クライアントリソースへの負荷を最小限に抑えます。

ユーザーは、Tableau、Power BI、Excel などの分析ツールと Athena を統合し、お気に入りのツールから詳細な分析を行うことができます。

CData を使用した Amazon Athena のユニークなユースケースについては、ブログ記事をご覧ください:https://jp.cdata.com/blog/amazon-athena-use-cases


はじめに


API Server の設定

以下のリンクからAPI Server の無償トライアルをスタートしたら、セキュアなAmazon Athena OData サービスを作成していきましょう。

Amazon Athena への接続

SAPUI5 からAmazon Athena のデータを操作するには、まずAmazon Athena への接続を作成・設定します。

  1. API Server にログインして、「Connections」をクリック、さらに「接続を追加」をクリックします。 接続を追加
  2. 「接続を追加」をクリックして、データソースがAPI Server に事前にインストールされている場合は、一覧から「Amazon Athena」を選択します。
  3. 事前にインストールされていない場合は、コネクタを追加していきます。コネクタ追加の手順は以下の記事にまとめてありますので、ご確認ください。
    CData コネクタの追加方法はこちら >>
  4. それでは、Amazon Athena への接続設定を行っていきましょう! 接続設定
  5. Amazon Athena 接続プロパティの取得・設定方法

    それでは、早速Athena に接続していきましょう。

    データに接続するには、以下の接続パラメータを指定します。

    • DataSource:接続するAmazon Athena データソース。
    • Database:接続するAmazon Athena データベース。
    • AWSRegion:Amazon Athena データがホストされているリージョン。
    • S3StagingDirectory:クエリの結果を保存するS3 フォルダ。

    Database またはDataSource が設定されていない場合、CData 製品はAmazon Athena の利用可能なデータソースからすべてのデータベースのリスト化を試みます。そのため、両方のプロパティを設定することでCData 製品のパフォーマンスが向上します。

    Amazon Athena の認証設定

    CData 製品は幅広い認証オプションに対応しています。詳しくはヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してみてください。

    AWS キーを取得

    IAM ユーザーの認証情報を取得するには、以下のステップお試しください。

    1. IAM コンソールにサインインします。
    2. ナビゲーションペインでユーザーを選択します。
    3. ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してからセキュリティ認証情報タブに移動します。

    AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには、以下のステップをお試しください。

    1. ルートアカウントの認証情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
    2. アカウント名または番号を選択します。
    3. 表示されたメニューでMy Security Credentials を選択します。
    4. ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成するには、Continue to Security Credentials をクリックし、[Access Keys]セクションを展開します。

    その他の認証オプションについては、ヘルプドキュメントの「Amazon Athena への認証」を参照してください。

  6. 接続情報の入力が完了したら、「保存およびテスト」をクリックします。

Amazon Athena 接続プロパティの取得・設定方法

それでは、早速Athena に接続していきましょう。

データに接続するには、以下の接続パラメータを指定します。

  • DataSource:接続するAmazon Athena データソース。
  • Database:接続するAmazon Athena データベース。
  • AWSRegion:Amazon Athena データがホストされているリージョン。
  • S3StagingDirectory:クエリの結果を保存するS3 フォルダ。

Database またはDataSource が設定されていない場合、CData 製品はAmazon Athena の利用可能なデータソースからすべてのデータベースのリスト化を試みます。そのため、両方のプロパティを設定することでCData 製品のパフォーマンスが向上します。

Amazon Athena の認証設定

CData 製品は幅広い認証オプションに対応しています。詳しくはヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してみてください。

AWS キーを取得

IAM ユーザーの認証情報を取得するには、以下のステップお試しください。

  1. IAM コンソールにサインインします。
  2. ナビゲーションペインでユーザーを選択します。
  3. ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してからセキュリティ認証情報タブに移動します。

AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには、以下のステップをお試しください。

  1. ルートアカウントの認証情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
  2. アカウント名または番号を選択します。
  3. 表示されたメニューでMy Security Credentials を選択します。
  4. ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成するには、Continue to Security Credentials をクリックし、[Access Keys]セクションを展開します。

その他の認証オプションについては、ヘルプドキュメントの「Amazon Athena への認証」を参照してください。

API Server のユーザー設定

次に、API Server 経由でAmazon Athena にアクセスするユーザーを作成します。「Users」ページでユーザーを追加・設定できます。やってみましょう。

  1. 「Users」ページで ユーザーを追加をクリックすると、「ユーザーを追加」ポップアップが開きます。
  2. 次に、「ロール」、「ユーザー名」、「権限」プロパティを設定し、「ユーザーを追加」をクリックします。
  3. その後、ユーザーの認証トークンが生成されます。各ユーザーの認証トークンとその他の情報は「Users」ページで確認できます。

Amazon Athena 用のAPI エンドポイントの作成

ユーザーを作成したら、Amazon Athena のデータ用のAPI エンドポイントを作成していきます。

  1. まず、「API」ページに移動し、 「 テーブルを追加」をクリックします。
  2. アクセスしたい接続を選択し、次へをクリックします。
  3. 接続を選択した状態で、各テーブルを選択して確認をクリックすることでエンドポイントを作成します。

OData のエンドポイントを取得

以上でAmazon Athena への接続を設定してユーザーを作成し、API Server でAmazon Athena データのAPI を追加しました。これで、OData 形式のAmazon Athena データをREST API で利用できます。API Server の「API」ページから、API のエンドポイントを表示およびコピーできます。

ビューの作成

この記事では、ユーザーはSAPUI5 テーブルコントロールを介してAmazon Athena を表示および操作します。テーブルのカラムは、API Server のAPI エンドポイントから取得したメタデータから自動的に検出されます。次のテーブルを別のView.view.xml ファイルで定義します。


<mvc:View
  controllerName="sap.ui.table.sample.OData2.Controller"
  xmlns="sap.ui.table"
  xmlns:mvc="sap.ui.core.mvc"
  xmlns:u="sap.ui.unified"
  xmlns:c="sap.ui.core"
  xmlns:m="sap.m">
  <m:Page
    showHeader="false"
    enableScrolling="false"
    class="sapUiContentPadding">
    <m:content>
      <Table
        id="table"
        selectionMode="MultiToggle"
        visibleRowCount="10"
        enableSelectAll="false"
        rows="{/Customers}"
        threshold="15"
        enableBusyIndicator="true"
        columns="{
          path: 'meta>/dataServices/schema/[${namespace}===\'CData\']/entityType/[${name}===\'Customers\']/property',
          factory: '.columnFactory'
        }">
        <toolbar>
          <m:Toolbar>
            <m:Title text="Amazon Athena Customers"></m:Title>
          </m:Toolbar>
        </toolbar>
        <noData>
          <m:BusyIndicator class="sapUiMediumMargin"/>
        </noData>
      </Table>
    </m:content>
  </m:Page>
</mvc:View>

モデルとコントローラーの作成

SAPUI5 では、OData クエリを作成する必要はありません。ODataModel インスタンスはアプリケーションのデータアクセスコマンドを処理します。 次に、API Server はクエリをAmazon Athena API 呼び出しに変換します。

コントローラーはユーザー入力を処理し、ビューを通じてユーザーに情報を表示します。新しいファイルであるController.controller.js でコントローラーを定義します。onInit 関数でモデルをインスタンス化します。API Server へのURL、API Server のOData エンドポイントへのアクセスを許可されたユーザー、そしてユーザーの認証トークンのプレースホルダー値を置き換える必要があります。

sap.ui.define([
  "sap/ui/core/mvc/Controller",
  "sap/ui/model/odata/v2/ODataModel",
  "sap/ui/model/json/JSONModel",
  "sap/ui/table/Column",
  "sap/m/Text",
], function(Controller, ODataModel, JSONModel, Column, Text ) {
  "use strict";


  return Controller.extend("sap.ui.table.sample.OData2.Controller", {

    onInit : function () {

      var oView = this.getView();
      var oDataModel = new ODataModel("http://myserver/api.rsc/",{user:"MyUser", password:"MyAuthToken"});

      oDataModel.getMetaModel().loaded().then(function(){
        oView.setModel(oDataModel.getMetaModel(), "meta");
      });
      oView.setModel(oDataModel);

      var oTable = oView.byId("table");
      var oBinding = oTable.getBinding("rows");
      var oBusyIndicator = oTable.getNoData();
      oBinding.attachDataRequested(function(){
      oTable.setNoData(oBusyIndicator);
      });
      oBinding.attachDataReceived(function(){
        oTable.setNoData(null); //use default again ("no data" in case no data is available)
      });
    },

    onExit : function () {
    },

    columnFactory : function(sId, oContext) {
      var oModel = this.getView().getModel();
      var sName = oContext.getProperty("name");
      var sType = oContext.getProperty("type");
      var iLen = oContext.getProperty("maxLength");
      iLen = iLen ? parseInt(iLen, 10) :10;

      return new Column(sId, {
        sortProperty: sName,
        filterProperty: sName,
        width: (iLen > 9 ? (iLen > 50 ?15 :10) :5) + "rem",
        label: new sap.m.Label({text: "{/#Customers/" + sName + "/@name}"}),
        hAlign: sType && sType.indexOf("Decimal") >= 0 ?"End" :"Begin",
        template: new Text({text: {path: sName}})
      });
    }

  });

});

アプリケーションロジックの説明

アプリケーションのリソースを含むコンポーネントを作成します。Component.js で以下を定義します。


sap.ui.define([
  'sap/ui/core/UIComponent'
], function(UIComponent) {
  "use strict";

  return UIComponent.extend("sap.ui.table.sample.OData2.Component", {
    metadata : {
      rootView : "sap.ui.table.sample.OData2.View",
      dependencies : {
        libs : [
          "sap.ui.table",
          "sap.ui.unified",
          "sap.m"
        ]
      },

      config : {
        sample : {
          stretch : true,
          files : [
            "View.view.xml",
            "Controller.controller.js"
          ]
        }
      }
    }
  });

});

OpenUI5 をブーストラップして起動

MVC アプリケーションを完了するには、ブートストラップと初期化コードを追加します。これらをindex.html に直接追加します。

<!DOCTYPE HTML>

<html>
<head>
  <meta http-equiv="x-ua-compatible" content="ie=edge" />
  <meta charset="utf-8">
  <title>Amazon Athena Customers</title>

  <script id="sap-ui-bootstrap"
    src="https://openui5.hana.ondemand.com/resources/sap-ui-core.js"
    data-sap-ui-libs="sap.m"
    data-sap-ui-theme="sap_bluecrystal"
    data-sap-ui-xx-bindingSyntax="complex"
    data-sap-ui-preload="async"
    data-sap-ui-compatVersion="edge"
    data-sap-ui-resourceroots='{"sap.ui.table.sample.OData2": "./", "sap.ui.demo.mock": "mockdata"}'>
  </script>

  <!-- application launch configuration -->
  <script>

      sap.ui.getCore().attachInit(function() {
        new sap.m.App ({
          pages: [
                new sap.m.Page({
                    title: "Amazon Athena Customers",
                    enableScrolling : false,
                  content: [ new sap.ui.core.ComponentContainer({
                  height :"100%", name : "sap.ui.table.sample.OData2"
                })]
            })
          ]
      }).placeAt("content");
    });

  </script>
</head>
  <!-- UI Content -->
<body class="sapUiBody" id="content" role="application">
</body>
</html>

結果のSAPUI5 テーブルコントロールは、リモートAmazon Athena 内のテーブルへの変更を反映します。これで、現在のAmazon Athena を参照および検索できます。

A table in SAPUI5 that reflects changes to the data in real time.(Salesforce is shown.)

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