Embulk を使用して Amazon S3 ののデータをデータベースにロードする方法
Embulk はオープンソースのバルクデータローダーです。CData JDBC Driver for Amazon S3 と組み合わせることで、Amazon S3 から任意の同期先にデータを簡単にロードできます。この記事では、CData JDBC Driver for Amazon S3 をEmbulk で使用してAmazon S3 のデータをMySQL データベースにロードする方法を解説します。
CData JDBC Driver は、最適化されたデータ処理機能を内蔵しており、リアルタイムのAmazon S3 のデータに対して比類のないパフォーマンスを発揮します。Amazon S3 に対して複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作を直接Amazon S3 にプッシュし、サポートされていない操作(SQL 関数やJOIN 操作など)は組み込みのSQL エンジンを使用してクライアント側で処理します。
Amazon S3 への JDBC 接続を設定
Embulk でバルクロードジョブを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Amazon S3\lib)を確認しておきます。
Embulk はJDBC 接続をサポートしているため、Amazon S3 に簡単に接続してSQL クエリを実行できます。バルクロードジョブを作成する前に、Amazon S3 への認証用のJDBC URL を作成します。
Amazon S3 リクエストを認可するには、管理者アカウントまたはカスタム権限を持つIAM ユーザーの認証情報を入力します。AccessKey をアクセスキーID に設定します。SecretKey をシークレットアクセスキーに設定します。
Note: AWS アカウント管理者として接続できますが、AWS サービスにアクセスするにはIAM ユーザー認証情報を使用することをお勧めします。
尚、CData 製品はAmazon S3 のファイルの一覧表示やユーザー管理情報の取得用です。S3 に保管されているExcel、CSV、JSON などのファイル内のデータを読み込みたい場合には、Excel Driver、CSV Driver、JSON Driver をご利用ください。
アクセスキーの取得
IAM ユーザーの資格情報を取得するには:
- IAM コンソールにサインインします。
- ナビゲーションペインで「ユーザー」を選択します。
- ユーザーのアクセスキーを作成または管理するには、ユーザーを選択してから「セキュリティ認証情報」タブを選択します。
AWS ルートアカウントの資格情報を取得するには:
- ルートアカウントの資格情報を使用してAWS 管理コンソールにサインインします。
- アカウント名または番号を選択し、表示されたメニューで「My Security Credentials」を選択します。
- 「Continue to Security Credentials」をクリックし、「Access Keys」セクションを展開して、ルートアカウントのアクセスキーを管理または作成します。
AWS ロールとして認証
多くの場合、認証にはAWS ルートユーザーのダイレクトなセキュリティ認証情報ではなく、IAM ロールを使用することをお勧めします。RoleARN を指定することでAWS ロールを代わりに使用できます。これにより、CData 製品は指定されたロールの資格情報を取得しようと試みます。
(すでにEC2 インスタンスなどで接続されているのではなく)AWS に接続している場合は、ロールを引き受けるIAM ユーザーのAccessKey とSecretKey を追加で指定する必要があります。AWS ルートユーザーのAccessKey および SecretKey を指定する場合、ロールは使用できません。
SSO 認証
SSO 認証を必要とするユーザーおよびロールには、RoleARN およびPrincipalArn 接続プロパティを指定してください。各Identity Provider に固有のSSOProperties を指定し、AccessKey とSecretKey を空のままにする必要があります。これにより、CData 製品は一時的な認証資格情報を取得するために、リクエストでSSO 認証情報を送信します。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成には、Amazon S3 JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.amazons3.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下は、Amazon S3 への一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:amazons3:AccessKey=a123;SecretKey=s123;
Embulk で Amazon S3 ののデータをロード
CData JDBC Driver をインストールしてJDBC 接続文字列を作成したら、必要なEmbulk プラグインをインストールします。
Embulk の入力・出力プラグインをインストール
- Embulk にJDBC 入力プラグインをインストールします。
https://github.com/embulk/embulk-input-jdbc/tree/master/embulk-input-jdbc - この記事では、同期先データベースとしてMySQL を使用します。出力プラグインを使用して、SQL Server、PostgreSQL、またはGoogle BigQuery を同期先として選択することもできます。
https://github.com/embulk/embulk-output-jdbc/tree/master/embulk-output-mysqlembulk gem install embulk-output-mysql
embulk gem install embulk-input-jdbc
入力プラグインと出力プラグインをインストールしたら、Embulk を使用してAmazon S3 のデータをMySQL にロードする準備が整いました。
Amazon S3 ののデータをロードするジョブを作成
まず、Embulk で設定ファイルを作成します。ファイル名はamazons3-mysql.yml のようにします。
- 入力プラグインのオプションには、CData JDBC Driver for Amazon S3、ドライバーJAR ファイルへのパス、ドライバークラス(例:cdata.jdbc.amazons3.AmazonS3Driver)、および上記のJDBC URL を指定します。
- 出力プラグインのオプションには、MySQL データベースの値と認証情報を指定します。
設定ファイルのサンプル(amazons3-mysql.yml)
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.amazons3.jar driver_class: cdata.jdbc.amazons3.AmazonS3Driver url: jdbc:amazons3:AccessKey=a123;SecretKey=s123; table: "ObjectsACL" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "ObjectsACL" mode: insert
ファイルを作成したら、Embulk ジョブを実行します。
embulk run amazons3-mysql.yml
Embulk ジョブを実行すると、MySQL テーブルにAmazon S3 のデータが格納されます。
フィルタリングした Amazon S3 ののデータをロード
テーブルから直接データをロードするだけでなく、カスタムSQL クエリを使用してロードするデータをより詳細に制御できます。また、クエリフィールドのSQL WHERE 句で最終更新カラムを設定することで、増分ロードを実行することもできます。
in: type: jdbc driver_path: C:\Program Files\CData[product_name] 20xx\lib\cdata.jdbc.amazons3.jar driver_class: cdata.jdbc.amazons3.AmazonS3Driver url: jdbc:amazons3:AccessKey=a123;SecretKey=s123; query: "SELECT Name, OwnerId FROM ObjectsACL WHERE [RecordId] = 1" out: type: mysql host: localhost database: DatabaseName user: UserId password: UserPassword table: "ObjectsACL" mode: insert
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