Airtable のデータをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

古川えりか
古川えりか
コンテンツスペシャリスト
PowerShell のシンプルなスクリプトで、Airtable のデータ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

CData Cmdlets for Airtable を使えば、PowerShell からAirtable のデータ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for Airtable およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でAirtable への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

Airtable への接続

それでは、Airtable に接続していきましょう。CData 製品は、Airtable にテーブルとビューを要求します。 Schema プロパティ(オプション)を使用すると、表示されるテーブルおよびビューを特定のベースに制限できます。 特定のベースに制限したい場合は、このプロパティを使用するスキーマの名前に設定してください。(これはAirtable のBase 名に相当します。)

すべてのAirtable Bases に加えて、DataModelInformation という名前の静的スキーマもご利用いただけます。 このスキーマでは、Bases、Tables、Users のような静的テーブルをクエリできます。 DisplayObjectIdsTrue に設定されている場合、Schema の値は名前ではなくAirtable Base id に設定する必要があります。

Airtableへの認証

続いて、認証方法を設定しましょう。個人用アクセストークンまたはOAuth PKCE のいずれかを使用してAirtable に認証できます。

個人用アクセストークン

個人用アクセストークンをまだ生成していない場合は、以下のステップで生成してみましょう。

  1. ユーザーアカウントにログインします
  2. "https://airtable.com/create/tokens" に移動します
  3. Create new token をクリックします
  4. Scopes で、Add a scope をクリックして以下の各スコープを追加します
    • data.records:read
    • data.records:write
    • schema.bases:read
  5. Access で、トークンにアクセス権を付与するすべてのワークスペースとベースを追加します
  6. Create token をクリックしてトークンを生成します。生成されたトークンは一度しか表示されませんので、必ずコピーして保存してください

次に、以下の設定を行います。

  • AuthSchemePersonalAccessToken
  • Token:先ほど生成した個人用アクセストークンの値

OAuth PKCE については、 href="/kb/help/" target="_blank">ヘルプドキュメントの「はじめに」をご確認ください。

Airtable のデータの取得

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module AirtableCmdlets
  2. Airtable への接続:

      $airtable = Connect-Airtable  -APIKey $APIKey -BaseId $BaseId -TableNames $TableNames -ViewNames $ViewNames
      
  3. 取得ターゲットのリソースの取得:

      $data = Select-Airtable -Connection $airtable -Table "SampleTable_1"
      

    Invoke-Airtable cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

      $data = Invoke-Airtable -Connection $airtable -Query 'SELECT * FROM SampleTable_1 WHERE Column1 = @Column1' -Params @{'@Column1'='Value1'}
      
  4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
      

Airtable のデータをMySQL データベースにレプリケーション

カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MySQLCmdlets
  2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

      $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
      
  3. Airtable、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Airtable のリソース(SampleTable_1)と同じテーブル名を持っている必要があります。

      $data | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "SampleTable_1" -Columns $columns -Values $values
      }
      

次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

  • 一度PowerShell でAirtable とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

      Select-Airtable -Connection $airtable -Table "SampleTable_1" | % {
        $row = $_
        $values = @()
        $columns | % {
          $col = $_
          $values += $row.$($col)
        }
        Add-MySQL -Connection $mysql -Table "SampleTable_1" -Columns $columns -Values $values
      }
      
  • 別のPowerShell モジュールで、Airtable を別のデータベースに複製する場合、Select-Airtable cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

      $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
      

おわりに

これで、Airtable のデータをMySQL に複製できました。分析、BI などでAirtable のデータをMySQL から使うことができるようになります。

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