RPA ツールPower Automate Desktop からAdobe Target のデータに接続する方法(CSV ファイルの生成自動化)

加藤龍彦
加藤龍彦
デジタルマーケティング
ODBC Driver 経由でPower Automate Desktop からAdobe Target のデータを利用可能に



Power Automate Desktop は、さまざまなファイルやサービスの処理を自動化できるMicrosoft のRPA サービスです。Power Automate Desktop をCData ODBC ドライバと組み合わせることで、ネイティブではサポートされていない多くのSaaS / クラウドDB のデータを扱えます。この記事ではCData ODBC Driver for AdobeTarget を使って、Power Automate Desktop からAdobe Target のデータを使えるようにします。サンプルとしてAdobe Target のデータから特定のテーブルを選んで自動でCSV ファイルを生成します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。

  1. Adobe Target をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
  2. Power Automate Desktop をはじめとする多様な自動化ツールやノーコードアプリ、BI ツールにAdobe Target のデータを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてAdobe Target の接続を設定、2.Power Automate 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとAdobe Target への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからAdobeTarget ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。「Microsoft ODBC データソースアドミニストレーター」を開いて設定を行うことも可能です。

Adobe Target に接続するには、以下に記載されているOAuth 接続プロパティとともにTenant プロパティを指定する必要があります。他の接続プロパティは処理動作に影響を与える可能性がありますが、接続には影響しません。

以下のステップでTenant 名を確認できます。

  1. Adobe Experience にログインします。URL は「https://experience.adobe.com/#/@mycompanyname/preferences/general-section」です。
  2. 「/#/@」の後の値を抽出します。この例では「mycompanyname」です。
  3. Tenant 接続プロパティをその値に設定します。

ユーザーアカウント(OAuth)

すべてのユーザーアカウントフローでAuthSchemeOAuthClient に設定する必要があります。

注意:OAuth を介したAdobe 認証では、2週間ごとにトークンを更新する必要があります。

すべてのアプリケーション

CData では、OAuth 認証を簡素化する組み込みOAuth アプリケーションを提供しています。または、カスタムOAuth アプリケーションを作成することもできます。詳細については、ヘルプドキュメントの「カスタムOAuthアプリの作成」をご確認ください。

OAuth アクセストークンの取得

接続するには以下のプロパティを設定します:

  • InitiateOAuthGETANDREFRESH に設定して、OAuth 交換を自動的に実行し、必要に応じてOAuthAccessToken を更新します。
  • OAuthClientId:アプリを登録した際に割り当てられたクライアントID に設定します。
  • OAuthClientSecret:アプリを登録した際に割り当てられたクライアントシークレットに設定します。
  • CallbackURL:アプリを登録した際に定義されたリダイレクトURI に設定します。例:https://localhost:3333

これらの設定により、プロバイダーはAdobe Target からアクセストークンを取得し、それを使用してデータを要求します。OAuth値はOAuthSettingsLocation で指定された場所に保存され、接続間で確実に保持されます。

Power Automate Desktop では、設定したAdobe Target のDSN 名のほかに、使用するテーブル名が必要です。テーブル名は、ODBC DSN 構成画面の「テーブル」タブで確認可能です。使うテーブルもしくはビューの名前をコピーして控えておくとよいでしょう。

Power Automate Desktop でAdobe Target のデータを利用するフローを作成

Power Automate Desktop でフローを作成していきます。Power Automate Desktop を立ち上げて、「新しいフロー」をクリックします。任意のフロー名を入力して、新規のフローを作成します。

以下の順番でフローを作成していきます。

SQL 接続の設定

Power Automate Desktop から、CData ODBC ドライバでAdobe Target に接続する場合にはデータベース接続のアクションを使います。まず最初に「SQL 接続を開く」アクションを配置して、先ほど設定したODBC DSN への接続設定を行います。

「SQL 接続を開く」の設定画面で、Adobe Target のDSN を「DSN= CData AdobeTarget Source;」の形で指定します。

SQL ステートメントの実行

続いてデータを取得するクエリを実行するために「SQL ステートメントの実行」を配置します。設定画面に以下を設定します。

  • 接続の取得方法:SQL 接続変数
  • SQL 接続:%SQLConnection%
  • SQL ステートメント:SELECT * FROM Activities
  • タイムアウト:任意

これでSQL でAdobe Target にクエリをすることができます。豊富なSQL の設定が可能です。

CSV ファイルの生成

この例では、取得したAdobe Target のデータをCSV ファイルとして保存します。では、CSVファイルの生成アクションを設定します。アクションから「CSV ファイルに書き込みます」を配置します。

取得したアプリのデータが格納されている「%QueryResult%」を書き込む変数に指定します。生成先のファイルパスを指定します。列名を含めたい場合には「Advanced」の「列名を含めます」にチェックを入れます。

SQL 接続を閉じる

最後に、接続したODBC 接続をクローズします。「SQL接続を閉じる」をフローに配置します。

閉じるコネクションを指定して保存します。

これで、Adobe Target のデータをCSV に保存するPower Automate フローが完成しました。実行ボタンを押してオートメーションを実行しましょう。

Adobe Target からPower Automate へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをPower Automate Desktop からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

はじめる準備はできましたか?

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