SSIS で SQL Server から Access へのデータフローを構築
SQL Server データベースは、エンタープライズレコードの保存に広く使用されています。このデータを他の場所に移動する必要がある場合がよくあります。CData SSIS Task for Access を使用すると、Access のデータを簡単に転送できます。この記事では、SQL Server から Access にデータをエクスポートする方法を説明します。
ソースとデスティネーションコンポーネントの追加
まず、新しい ADO.NET Source コントロールと新しい Access Destination コントロールを Data Flow Task に追加します。
ADO.NET ソースの設定
以下の手順に従って、SQL Server インスタンスへの接続に必要なプロパティを指定します。
- ADO.NET Source を開き、新しい接続を追加します。ここでサーバーとデータベースの情報を入力します。
- Data access mode メニューで「Table or view」を選択し、Access にエクスポートするテーブルまたはビューを選択します。
- ADO NET Source ウィザードを閉じ、デスティネーションコンポーネントに接続します。
Access 用の新しい Connection Manager を作成
以下の手順に従って、Connection Manager で必要な接続プロパティを設定します。
- 新しい Connection Manager を作成します:Connection Manager ウィンドウで右クリックし、New Connection をクリックします。Add SSIS Connection Manager ダイアログが表示されます。
- メニューから CData Access Connection Manager を選択します。
-
接続プロパティを設定します。
Access接続の設定方法
ローカルファイルへの接続設定
ローカル環境からAccess への接続は非常にシンプルです。ConnectionType をLocal に設定することで、CRUD 操作(SELECT、INSERT、UPDATE、DELETE)をすべて実行できます。接続にはDataSource プロパティに以下のようなAcces sデータベースファイルのフルパスを指定します。
C:\Users\Public\Documents\MyDatabase.accdb
詳細な接続手順については、ヘルプドキュメントの「はじめに」セクションをご参照ください。
クラウドストレージ上のAccess ファイルへの接続設定
各種クラウドストレージに保存されているAccess ファイルへのアクセスにも対応しています。ただし、クラウド上のファイルに対するデータ操作は、INSERT、UPDATE、DELETE に制限されますのでご注意ください。
S3、Google Driver、OneDrive など、各種クラウドストレージ内のAccess ファイルへの接続方法はこちらの記事をご確認ください。
クラウド上のファイルを更新したい場合は、以下の手順で実施いただけます。
- 対応するCData ドライバーを利用し、クラウドサービスからAccess ファイルをダウンロード
- Access ドライバーを使用して、ローカル環境でファイルを編集
- クラウドサービス用ドライバーのストアドプロシージャを使用して、更新ファイルをアップロード
具体例として、SharePoint 上のファイルを更新する場合の手順をご紹介します。
- CData SharePoint ドライバーのDownloadDocument プロシージャを使用してファイルを取得
- CData Access ドライバーでファイルの更新を実施
- SharePoint ドライバーのUploadDocument プロシージャで更新内容を反映
DataSource 接続プロパティの設定について補足いたします。接続先のクラウドストレージを識別するための一意の接頭辞を指定し、続けて目的のファイルパスまたはフォルダパスを記述します。フォルダを指定した場合は1ファイルが1テーブルとして、単一ファイルの場合は単一テーブルとして扱われます。
Access デスティネーションの設定
デスティネーションコンポーネントの Connection Manager で、SQL Server ソーステーブルから Access デスティネーションテーブルへのマッピングと、Access のデータに対して実行するアクションを定義します。この記事では、Orders エンティティを Access に挿入します。
- Access Destination をダブルクリックして、デスティネーションコンポーネントエディタを開きます。
- Connection Managers タブで、先ほど作成した Connection Manager を選択します。
-
Use a Table メニューで Orders を選択します。
Action メニューで Insert を選択します。
-
Column Mappings タブで、入力カラムからデスティネーションカラムへのマッピングを設定します。
プロジェクトの実行
これでプロジェクトを実行できます。 SSIS Task の実行が完了すると、SQL テーブルのデータが選択したテーブルにエクスポートされます。