Salesforce で NetSuite 外部オブジェクトを編集・検索する
Salesforce Connect を使用すると、Salesforce ユーザーは OData ソースのデータに、標準の Salesforce オブジェクトと同じ方法でアクセスできます。Salesforce Connect により、Salesforce のダッシュボードや Salesforce1 アプリからリアルタイムの分析を行うことが可能です。この記事では、CData Software の API Server を使用して NetSuite データのライブ OData フィードを作成し、NetSuite CRM および ERP データと Salesforce 間の双方向接続を実現する方法を紹介します。
CData API Server は、ODATA、SOAP、REST、HTML、RSS、ATOM、JSON、XLS、CSV などの標準インターフェースを通じてライブデータをプロキシする軽量 Web アプリケーションです。プラットフォームやデバイスを問わず簡単にデータにアクセスできます。CData API Server を使用すると、NetSuite のリード、連絡先、商談を Salesforce Connect に安全に連携できます。
この記事では、Salesforce のフィルターリストで NetSuite オブジェクトを利用する方法を説明します。また、関連する NetSuite オブジェクトと Salesforce オブジェクトを表示する関連リストの作成方法も紹介します。Microsoft Dynamics、QuickBooks、Oracle、Google サービスなど、API Server がサポートする 80 以上のデータソースについても、同様の手順で接続できます。
API Server を使用すると、NetSuite のような従来とは異なるデータソースをテーブルとして簡単に操作できます。テーブルは直感的に扱え、基盤となる OData プロトコルは透過的です。OData を使用することで、データの変更をリアルタイムで確認できるメリットがあります。
NetSuite を Salesforce オブジェクトとして表示
Salesforce から API Server への接続を設定すると、NetSuite の外部オブジェクトを標準の Salesforce オブジェクトと同様に使用できます。たとえば、ダッシュボードから NetSuite の請求書を検索するフィルターリストを作成できます。

Salesforce アカウントに関連する NetSuite 請求書を表示する関連リストを作成することもできます。


API Server のセットアップ
API Server のセットアップ手順は、すべてのインスタンスで共通です:デプロイ、接続、認可の3ステップで完了します。
デプロイ
API Server は自社サーバーで実行できます。Windows ではスタンドアロンサーバーをデプロイできます。Java サーブレットコンテナでは、API Server の WAR ファイルを配置するだけで使用できます。IIS でホストすることも可能です。詳細な手順については、ヘルプドキュメントを参照してください。 Azure、Amazon EC2、Heroku への API Server のデプロイガイドは CData KB で確認できます。
接続
デプロイ後、認証値とその他の接続プロパティを設定します。API Server は認証トークンベースの認証を使用し、主要な認証スキームをサポートしています。SSL もサポートしています。
また、外部オブジェクトに対するグローバル検索をサポートするために、CacheConnection および CacheProvider オプションを設定してください。詳細はヘルプドキュメントを参照してください。
認可
接続後、操作したい NetSuite テーブルへの API Server のアクセスを許可します。
NetSuite Connect データソースの作成
API Server が起動したら、以下の手順で Connect が API Server の NetSuite フィードを使用できるように設定します。
- Salesforce にログインし、Setup -> Develop -> External Data Sources をクリックします。
- New External Data Source をクリックします。
- 以下のプロパティに値を入力します:
- External Data Source:リストビューやレポートで使用するラベルを入力します。
- Name:一意の識別子を入力します。
- Type:「Salesforce Connect: OData 4.0」を選択します。
- URL:API Server の OData エンドポイント URL を入力します。OData URL の形式は https://your-server:your-port/api.rsc です。
- Writable External Objects オプションを選択します。
- Format メニューで JSON を選択します。
- Authentication セクションで、以下のプロパティを設定します:
- Identity Type:組織のすべてのメンバーが同じ認証情報で API Server にアクセスする場合は、「Named Principal」を選択します。 組織のメンバーがそれぞれの認証情報で接続する場合は、「Per User」を選択します。
- Authentication Protocol:HTTP Basic 認証を使用する場合は Password Authentication を選択します。
- Certificate:Salesforce からサーバーへの通信を暗号化・認証するための証明書を入力または参照します。
- Username:API Server に登録されているユーザーのユーザー名を入力します。
- Password:ユーザーの認証トークンを入力します。

NetSuite オブジェクトの同期
外部データソースを作成したら、以下の手順で NetSuite 外部オブジェクトを作成し、データソースの変更を反映させます。NetSuite 外部オブジェクトの定義を NetSuite テーブルの定義と同期します。
- 作成した外部データソースのリンクをクリックします。
- Validate and Sync をクリックします。
- 外部オブジェクトとして使用する NetSuite テーブルを選択します。

NetSuite をデータベースとして活用
API Server を使用すると、OData などのデータアクセス標準を通じて、NetSuite データをデータベースに読み込むことなくデータベースとして操作できます。API Server は NetSuite エンティティを正規化されたテーブルに抽象化します。このリレーショナルビューによりデータの整合性が保たれ、API Server を使用して信頼性の高い NetSuite データ(および 80 以上の他のソースのデータ)の OData フィードを提供できます。
NetSuite のトランザクションやリストの操作は簡単です。テーブルのリストを別のテーブルに展開するには、IncludeChildTables 接続プロパティを true に設定して再接続するだけです。接続時に API Server がテーブル定義を動的に取得します。Salesforce Connect では、これらの定義を外部オブジェクトと同期できます。
関連情報
Salesforce Lightning 連携の詳細については、Salesforce1 Lightning プラットフォームページを参照してください。CData API Server の詳細は jp.cdata.com/apiserver/ でご確認いただけます。